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昔から変わらない支配構造

人は知性を持っているだとか、学習能力があるから同じ轍を踏まないだとか言われますが、本当にそうなんでしょうか。
歴史を振り返って翌々考えてみると、人間が行っている行動って何千年たっても変わらないことに気が付きます。

形や表現が微妙に変化するだけで、行動の本質自体は変わらない。
今回はこの事について、考えていきます。

人間は基本的に、社会構造を作って生活する社会的動物です。
そして社会をまとめる為に代表が生まれ、権力が生まれ、その権力に群がる様にピラミッド構造が作られてきました。

時代の変化により、ピラミッド構造を作る為の環境が変わり、頂点に立つための条件が変化する事はありました。
しかし、根本的な構造自体が変わることは無いんですよね。

例えば、王族や貴族がいた中世の時代。
この時代は、単純に領地が全ての時代でした。

ヨーロッパでは王を中心に軍閥が存在し、他国に対して出兵させる。
貴族は征服した土地を自分の領地とし、領民を支配し、税を徴収する。
領地が拡大するほど勢力は増し、更に進軍して領地を増やしていく。
勢力が一定の規模になり、発言権も増してくると、国として独立したりもする。

この構図は日本でも同じで、天皇を中心に武家である軍閥が存在し、自分の領地を持っている。
武家同士が領地を奪い合って戦争したのが戦国時代。

人は自分が生活する共同体を成長させる為に、組織の一員として行動してきました。
中世は単純に土地が重要視されていたので、基準となるものが土地だったのでしょう。
恵みをもたらしてくれて生産者や兵士が住める大地が、最大の価値を持っていたのでしょう。

また、共同体が内部崩壊しないように、組織の改造も行ってきました。
当時の身分制度は世襲制である為、生まれながらにして身分が決定されています。
当然、生れだけで身分が決定するという理不尽なシステムでは、国民に不満がでてしまう。
庶民の不満を解消して組織を維持する為に身分制度が必要であれば、更に下の身分である奴隷を創りだす。


そんな戦乱の世も、最近になって徐々に落ち着いてきました。
この現象をみて、『人も成長した。』と思われる方もいるでしょう。
しかし、実際には価値基準が変わっただけで、やっていることは同じなんですよね。

具体的には、最上位の価値を持つものが土地から貨幣に変わっただけです。

王という存在が国になり、貴族という身分が富裕層にかわる。
富裕層が投資家となり、将軍である経営者を雇い、サラリーマンという軍隊に指示を出させる。
そして、サラリーマンという名の軍人は、領地ではなく貨幣を求めて、自分が所属する共同体である会社を拡大する為に、シェア争いという名の戦争をする。

軍人であるサラリーマンの不満を解消する為に、更に下の身分階層である非正規雇用という名の貧困層を創りだす。
貧困層に堕ちた人間は、負の感情を持ちつつも社会を変える為に行動する様な力も持ってない為、社会を恨んだり、自分の努力が足りないからだとその感情を自分自身に反転させて耐えるしか無い。
ルサンチマン。

これは、中世より更に昔の古代エジプトの奴隷制度と変わりない。

人間は、大層な脳を持っていて、時代とともに進歩してきたと思い込んできました。
しかし実際には、表面的な見た目だけが変わり、その本質は一切替わることがない。

何千年も同じことを繰り返しているだけに過ぎないのに、自分達だけは進歩した気になっているマヌケな動物。
それが人間なのではないでしょうか。


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