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【映画感想】 インターステラー

今日は、正月前に観に行ったエンターステラーのお話です。
文章が上手い人は、投稿を読んでいる人にネタバレをせずに感想や紹介を書いて楽しませることも可能なのでしょう。
しかし私は、そこまでの文章能力が有りませんので、今回はネタバレ全開で感想を書いていきます。

映画を見る予定の方でネタバレが嫌な方は、観てからお読み下さい。
観てない方に一つだけ忠告しておくなら、相対性理論を軽く知っておかないと、途中で意味がわからない部分が出てきます。



この作品を観に行った切っ掛けですが、私の生活の一部となっているネットラジオでパーソナリティを務める方々が、口を揃えて『見に行くべき!』と推薦されていたからです。
ジャンルは、PVを観てもらえばわかると思いますが、SF作品です。

簡単なあらすじ
人々が住む地球が寿命を迎え、天候異常から毎日の様に砂嵐に襲われ、その環境に適応できなくなった植物はドンドン枯れ、全人類を食糧危機が襲う時代の話。
植物がドンドン死滅する世界では、光合成による酸素供給が少ないせいか不必要な科学技術は捨てられ、未来の話にもかかわらず、人々は全時代的な生活を強いられています。

そんな世界に住む、元エンジニアでパイロットの農夫が今回の主人公。
その主人公の家の娘の部屋で、ある日突然、本棚の本が落ちるという、幽霊によるポルターガイスト現象の様なものが起こります。
といっても、人に危害を加えるようなオカルトチックなものではなく、何かしらの規則性の様があるメッセージが込められている様なもの。
娘は父親に相談するのですが、最初父親は余り相手にしないような感じ。
しかし祖父に促され、娘に対して『現象に対して科学的な態度で向き合え、幽霊は科学的ではない』的なことをいいます。

そこから色々有り、その本棚の幽霊が伝えようしていたことは、ある地点の座標だということが分かります。
その場所に行ってみると、文明を捨て去ったはずの地球には存在しない『NASA』の基地が有りました。
主人公達はNASAの人間に秘密保護の観点から基地内に連れ込まれ、NASAによる地球の分析を聞かされます。
その研究結果によると地球の死は目前で、人類は主人公の子供の世代で死滅する可能性が高い…

人類を助けられる方法は一つ、土星近辺に現れた五次元世界の何者かによって作られたワーム・ホールを使って別の銀河に行き、そこで居住可能な星を発見する事。
主人公は、愛する家族を地球に残し、子どもたちが普通に暮らせる世界を探す為に、宇宙に旅立つ事を決意。
その事を、お父さん子の娘に打ち明けるも、娘は反対。
同時期にポルターガイスト現象が起こり、モールス信号で地球に留まる事を促されるも、反対を押し切って宇宙へ。


映画を見ての感想ですが、この作品の一番のポイントは、愛は時空を超える。三次元にはとどまらない。
次に、重力と相対的な時間の変化でしょうね。
重力と時間変化を利用して、人間が抱く様々な感情を表現しているって感じですね。
色んなタイプの愛情を立場が違う形で表現されているので、この辺りは、人によって受ける印象が大きく変わってくると思います。

もう少し具体的に。
物語中にはワーム・ホールとは別に、ブラックホールが登場します。
そのブラックホールに接近した際に機体が加速し、光のスピードに近づくことにより、主人公達と周りの人間との間に時間的な差が生まれてしまう。

主人公の立場を簡単な例に置き換えるなら、浦島太郎って感じですね。
時間に取り残されていく主人公の感情が、丁寧に映しだされています。

その一方で、ヒロイン役の博士の立場では若干違った描かれ方をしています。
ヒロインの博士には恋人が存在し、主人公達よりも前の計画で既に旅経ち、人が住める可能性がある星を発見して信号を送っていました。
主人公と同じ様に彼女も重力の影響で時間加速を体験しますが、この計画に使用されている宇宙船には、コールドスリープ装置が存在するため、乗組員達は自身の時間を留めることが可能なんですよね。
その為、彼女にとっては、僅かでは有るが愛しい人と会える可能性が存在しています。

この二人の立場の違いによる主張のぶつかり合い。家族愛か恋人への愛か。かなり面白かったですね
そういった意味では、SF好き以外の人も楽しめるのかもしれないですね。


ここから先は、核心部分のネタバレになるのですが、SFという視点からの感想としては…
ワーム・ホールの映像化やブラックホールの事象の地平線内への突入がかなり面白かったですね。

事象の地平線をくぐった先に有ったのが、5次元の世界。
時間経過を物理的存在に落としこんで体験できる世界で、主人公は、過去・現在・未来の好きな世界に干渉できるようになります。
そこで行ったことが、物語の冒頭に出てくるポルターガイスト現象。
物語の要所要所で出てくる不思議な体験は、全て主人公の行動だったという部分からの展開が、か・な・り面白いです。

タイムリープを題材にするものって、時間の矛盾、タイム・パラドックスの説明に違和感があるものが多いんですよね。
しかしこの物語では、主人公が5次元の世界に行き、自らが特異点となることで、その矛盾が生じ辛くなってるんですよね。
少なくとも、私はすんなり納得出来ました。
また、5次元の世界の表現方法も、かなり新鮮で楽しめました。

3時間という長い作品でしたが、時間を忘れてみることが出来て良かったです。
まだ観てない方は、興味をもたれたら観ては如何でしょうか。

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