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再分配不足によるデフレ 後編

今回も、前回の続きです。
今まで3回に渡り続いたにも関わらず、なかなか本題には入れませんでしたが、やっとまとめることが出来ました。
もう少し文章能力が高ければ、もっと簡潔に解りやすくまとめられたと思いますが、今の私にはこれが精一杯でした。
精進しないと駄目ですね。

ということで、今回は再分配について。
前回を読んでない方は、先にそちらをお読み下さい。
再分配不足によるデフレ 前編
再分配不足によるデフレ 中編
経済が成長期から成熟期に移行し、成長期時代と同じ行動をとり続けると、経済にとってマイナスになってしまう時代。

この現象を解決する為には何が必要なのか。
答えは2つで、1つは資本主義以外の概念を新たに創りだす事。
しかしこれは、かなり難しいでしょう。一度共産主義で失敗している事ですし。

そこでもう一つの、資本主義を継続した上で長持ちさせる方法。
これが今回のテーマでも有る、再分配です。

経済成長期は、資本家がお金を自分の貯め込むだけで、銀行を通してお金を必要としている人のところへ自動的に流れていっていた為、再分配は然程重要でもなかったと思われます。
しかし現状は、資金需要低下により、銀行が機能を果たしていません。
この状況で経済を刺激するために必要なのは、消費の拡大です。
では誰に消費してもらうのかといえば、一番人口が多い、低所得者・中所得者層しか無いでしょう。
何故なら、そもそも論として、金持ちが一切貯めこまずにガンガン消費していれば、この様な状態にはなっていないのですから。
金持ちは金を使わないから金持ちなんです。

では、低・中所得者層に消費してもらうのに、何が必要なのか。
これは単純で、一定以上の賃金を確保しつつ、労働時間を短縮することでしょう。
賃金の確保については、説明は不要だと思います。お金がなければ消費出来ません。
もう一つの労働時間の短縮ですが、これもよく考えれば当たり前の事なんです。
時間がなければ消費は出来ません。
逆に時間とお金があれば、何かしらの行動を起こす人が多いのではないでしょうか。

というか、これもそもそも論なのですが、機械や技術が発達して、一人の人間が出来る仕事量が増加しているにもかかわらず、昔よりも労働環境が悪化しているのがおかしいですよね。
もっと楽になっているべきなのに。

こういう事を主張すると、『今の状況で必死になってる町工場が倒産するだろう!』というよく分からない反論が来ます。
しかし冷静に考えると、低賃金で長時間拘束する企業はブラック企業です。
その企業と取引している人間にとっては良いかもしれませんが、労働者にとっては良いとはいえません。
またこの様な企業は、自主廃業という形で年々と数を減らしていっています。
奴隷の様な環境で働かなければ維持できない事業を、子供に引き継がせようと考える親が少ない事を考えると、当然といえば当然ですけども。


では、どの様な方法で再分配を増やすのか。
私が思いつく方法は2つです。

一つは、政府が頑張ることでしょう。
税制改正等で、分配率が少ない企業の税率を上げ、分配率の多い企業の税率を下げるというのも、一つの案だと思います。
ただこの方保の場合、役員給与を増加させて逃げるという方法もあるので、企業関係者で一番給料が高い人と少ない人の給料の倍率を決める必要が出てくるかもしれませんが。
例えば、給料の差が10倍までとし、最低賃金の人が250万しか貰っていなければ、その企業に関わる人の人件費(社外取締役への報酬等も含める)の上限は2500万円までとするとか。

ただ、制度で縛るのは、限界も有ると思います。
というのも、富を独り占めしようと思う人は、様々な抜け道を見つけ出すものです。
制度改正は後を追いかけるのが基本ですから、イタチごっこに成る事が予想されます。


そこで、もう一つの方法です。
それは、消費者である私達が消費活動をする際、分配率が多そうな企業を選ぶことです。
解りやすく例えを出すと、飲食店であれば飲食チェーン等、本部が大きくて裾野が広い企業は使用せず、個人で営業されている店を選ぶ。
何か物を買う場合は、世界で展開している様な企業の製品ではなく、個人が拘りを持って制作しているものを買う。
こういった一人一人の消費行動の変化により、TOPの数割しか高収入を得られない様な大企業は淘汰され、本気で現場と向き合っている人が評価される社会に成ります。

グローバル化が進み、大企業が世界的な事業を行うことで、世の中は無個性なものに変化しつつ有ります。
個人的には、少数の大企業が牛耳る社会より、中小の企業が沢山有る方が、物やサービスの選択肢も増え、消費者にとっては良い社会になる様に思いますが、どうでしょうか。
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