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【Podcast紹介】 ベアアタック 怪奇ラジオ 四谷怪談特集

私の独断と偏見で紹介するPodcastのエピソード紹介コーナー。

第21回は 【ベアアタック 怪奇ラジオ】

第47回 東海道四谷怪談(前編)
第48回 東海道四谷怪談(中編)
第49回 東海道四谷怪談(後編)
です。
今回紹介するネットラジオは 【ベアアタック 怪奇ラジオ】
名前の通り、怪奇をテーマにしたラジオです。
怪奇を、ニュートラルな視点で紹介しているラジオで、放送されている方々の知識も凄いので、私にとっては勉強になってます。

今回紹介するエピソードは、怪談をあまり知らない人でも名前ぐらいは聴いた事があるであろう有名な作品。四谷怪談のお話です。

四谷怪談。
私は、タイトルとお岩さんの名前ぐらいしか知らず、それも本を呼んで知ったというより、テレビ等で面白半分で取り上げられている情報を少し聞いた程度の知識しか持ち合わせていませんでした。
その為、この放送を聞く前の私の印象は、ただ単純にお岩さんという顔が怖い幽霊が出てくるホラーだと思い込んでいたのですが、この放送を聴き、印象が随分変わりました。
実際には、数多くの人物が登場し、その人達のそれぞれの思惑が交錯する壮大なストーリーだったとは…


この放送の凄いところは、単純に四谷怪談の内容や感想について話しているだけではなく、元となった史実や当時の歴史的背景等も織り込んで話されているところですね。
この解説のお陰で、人物に対して、より感情移入出来るようになりました。
それに加え、物語を分解して考察されていて、作者が物語を通して何を表現したかったのかという部分の推測も行われたりしているので、四谷怪談について知っている人でも、この放送を聴いた後でもう一度作品に触れる事で、新たな発見が出来ると思います。


続いて感想です。
この放送を聴いて一番驚いたのは、忠臣蔵と四谷怪談が対となる作品で、発表当時は交互に上演していたという点ですね。
四谷怪談と忠臣蔵が関連があるというのは、前に紹介した諏訪山さんと吉田さんの対談で知ってはいたのですが、同時進行で進んでいる作品だということは、初めて知りました。
忠臣蔵という忠義の物語と、三角関係というドロドロとした色恋の物語。赤穂であった事件を、コンセプトの全く違う、裏表というのか、光と闇というのか、善と悪というか… 対となる作品で表現するというのが、結構凄いなと思いましたね。

これを踏まえた上で、今現在、2つの作品が単独で放送されている実態をみると、なんだかなと。。
というか、対となる作品として発表されたものを分離してしまうと、作品として不完全になってしまう気がするんですよね。

二作品の対となる物語が1セットで存在するなら、四谷怪談は醜い方にデフォルメされ、忠臣蔵は忠義の物語として美化されていると思われます。
というのも、作品として四谷怪談が醜さを担うのであれば、忠臣蔵はその対極に位置しなければならない。
結果として2つの作品は両極端になり、2つの作品を観て初めて、赤穂での一つの出来事をニュートラルな視点で見ることが出来るんじゃないかと。

しかし日本では、年末に忠臣蔵のみを放送する機会が多く、四谷怪談はそこまで目にする機会が少ないような気がします。
この状態では、両極端な作品の一端だけを観ることとなり、観客は必要以上に美化された物語のみを観る事になってしまい、中立な視点で見れなくなるんじゃないかなと。

…ということで、もし今後、忠臣蔵と四谷怪談を1時間ずつ交互に、計六時間放送するような番組があるとしたら、是非観てみたいと思ってしまいました。
というか、制作して下さい!
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