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食料自給率の問題 その2

日本は、カロリーベースで自給率が40%。

では、日本の農作物の生産量は、世界的に見てどうなんでしょう。

葱(エシャロット含む)の生産量世界1を筆頭に、ほうれん草3位・ミカン類4位・キャベツ5位・イチゴ、キュウリ、キウイ6位・米10位(減反政策前なら3位)

農作物の生産額で順位を計ると、日本は世界5位の農業大国らしい。

ネットで調べたほかの記事では、アメリカに次ぐ第2位という記事も見たので、昔はもっと順位が高かったのでしょう。


日本の食料自給率のおかしなところは、カロリーベースでの計算だけではないです。

例えば、日本はコメの自給率はほぼ100%です。

当然ですよね、コメが取れすぎて減反してるんですから。

なぜ100%では無く、ほぼ100%なのかは、ミニマムアクセス米という、外交上で買わなくてはならない(実際には強制ではない)コメを買ってるからです。

消費しなくても、買った時点で自給率が下がるのは、前回書きましたよね。

米は100%ですが、穀物全体で言うと28%まで下がるんです。

それは、小麦とトウモロコシを大量に輸入している為、割合で言うと大幅に下がるんです。

でも、主食の米を押しやるほど、何故小麦とトウモロコシを輸入しているのでしょう?

朝食がパン食になったとかランチでパスタを食べるとかだけでは説明付かないですよね。

答えは、家畜用に大量輸入しているからなんです。

ちなみに、牛肉の国内生産率は66%ですが、輸入飼料を使って育てた場合は、国産にカウントしません。

その為、農水省の食料自給率の計算は、牛肉の自給率は16%まで落ち込みます。

牛乳も同じです。

少し前にTVCMで、牛乳は全て国産です
http://www.zennoh.or.jp/milk/chisiki09.htm

って感じのCMがやってましたし、全農もそう主張してますが、飲料牛乳の自給率の計算では42%です。


鶏肉や生卵も一緒。

エサを輸入飼料にすると、国内産では無く輸入でカウントする為、国内自給率は10%まで落ちます。

鳥に、国内で余った米などをやると自給率は上がるのですが、コメを食べて育った卵は、黄身の部分が白くなっちゃう為、消費者に不人気。

人気にしたがって売値も下がるので、米は食べさせないんです。

つまり、卵の黄身の色は、トウモロコシの黄色の色素です。

みかんを食べたら手が黄色くなるのと、イメージ的には同じかも?

ちなみに、バターやマーガリンが黄色いのは、カロチンを入れて着色してるからです。

理由?

黄色い方が自然食っぽくて売れるからです。

言わせんなよ はずかしいwww


話はそれますが、卵の殻色って違いますよね。

白い卵よりも茶色い卵の方が栄養価が高いなどの都市伝説も聞きますよね。

でも実際の違いは、白い鶏が産む卵が【白い卵】で、茶色い鶏が産む卵が【茶色い卵】です。

栄養価の違いは殆ど無いようです。

白い卵が安く販売されているのは、栄養価が少ないのではなく、少ない資料でたくさん卵を産んでくれるからという理由と

茶色い方が栄養価が高いと思い込んでる人が多くて、並んで置いてあると、何故か茶色い卵がよく売れるからです。


話を戻しましょう。

上記のような事を書くと、エサを輸入しなければ家畜は育てられないのだから、農水省の主張はあってるだろう!と主張する人もいるでしょう。

確かにそうですね。

では、農作物ではどうなんでしょう?

農作物を育てる肥料を輸入している場合、当然のように国内産からは除外するはずですよね?

実際には、農作物については、肥料を輸入していても国産としてカウントされます。

では、原油はどうでしょう?

農業機械を動かすにも、ビニールハウスの中を暖めるにも、原油は必須です。

その原油は、日本では殆ど取れずに輸入に依存してるんだから、国内産の原油を使わずに生産した物は、国内産から除外しないとおかしいですよね。

でも、実際に除外してしまったらどうなるでしょう?

日本の食料自給率はほぼ0%になるでしょう。

つまり、何らかの理由で、他国との貿易がストップしてしまった場合、どのみち日本は駄目になるんです。

今は食物だけの話だろう!と仰る方もいるでしょう。

しかし、国が対策をしている割に、耕作放棄地は増加の一方ですよね。


食料自給率40%という数字は、計算方法によってどうにでもなる数字だといってもいいのではないでしょうか?

というか、最初に40%という数字を作って、後で計算式を考えたといっても・・・


農水省は、食料自給率が40%と国民を煽りますが、その行動は何を期待しての事なんでしょう?

自給率を上げる為に、外国製品を一切買わずに、家庭菜園で野菜を造って食べたとしても

家庭菜園で作った農作物は、食料自給率の分子に当たる【国内で賄われたもの】に含まれない為

実際にそのような行動をとった場合、計算的には自給率は下がります。

肉を食べるときは国内産にする!といった行動をとっても、牛は輸入割合が大きいのだから、自給率は下がります。


また仮に、外交上の問題で海外からの輸入が完全にストップしたとします。

これにより、日本人の4割が餓死したとしても、農水省の計算式では自給率は100%になります。


ちなみに、現在の計算式で自給率を上げる方法は

国内でほぼ100%生産されていて、且つ、まだ余っている食材を国民が買って消費したときのみ上昇します。


最初のTTPの話に戻りますが、日本の農作物の関税が高いといわれていますが、野菜の関税は低いですよね。

全体で見て関税が高くなっているのは、米の関税が以上に高く、その為に農作物全体で見ると関税が高くなっているわけですよね。


日本の農業政策を見ても、米農家だけを守る政策しか取られていません。

何故なのか。

次回以降で書いていこうと思います。
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