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SNS疲れについて

先日放送していた、文化系トークラジオLIFEで、「ソーシャル、レジャー、リア充」について語られていました。
それをPodcastで聴いて思うところがあったので、今回はこの放送を聞いた上で、SNS疲れについて考えていこうと思います。
放送自体を数回に別けて飛び飛びで聴いた為、忘れているところや覚え違えている部分もあると思うので、予めご了承下さい。
放送内容は先程も書きましたが、テーマは「ソーシャル、レジャー、リア充」について。
番組内では、この3つの事柄の関わり合いについてと、自身がこの事柄にどのようなスタンスで関わるかということについて語られていました。

SNSの世界では、本人に自覚があるかないかは別として、余暇に過ごしたことをSNSで普段の生活の充実ぶりをアピールする人達が存在します。
また逆に、SNSでリア充ぶりをアピールしたいが為に余暇にネタ作りとして行動し、それをアップする人達も存在します。
放送内では、前者をリア充、後者をフェイクリア充と定義付けして、議論が行われていました。
何故このような分類がされて議論が起こるのかというと、他人の充実した人生を一方的にSNSで見せられることで、面白くない感情を抱く人が少なからずいるからでしょう。

では何故、面白くないマイナスの感情を持ってしまうのか。
結論をいうと、情報不足と嫉妬が主な原因なんだと思います。

今の人間関係は、SNSによって日々更新される膨大な情報によって作られている部分が結構な割合で存在します。
しかしよく考えて見れば分かるのですが、SNSの投稿内容は客観的なものではなく、投稿者側がこういう人に見られたいという意思が働いた投稿です。
人間には、暇な時間や大したことをしていない時間というものも存在しますが、SNSでその様な行動をアップする人間は少なく、情報自体が投稿者にプラスに働くようなバイアスがかかった状態で公開される。
このことによって閲覧者は、情報不足の部分を自分の妄想で補うことになり、投稿者の人物像がかなり歪んでしまう。
また、投稿者が投稿している時というのは、本人が他人に知られても良いと思える行動を取っている時ですが、その投稿を見ている側は暇な時間帯に見ている為、知り合いとのギャップが生まれ、それが嫉妬に変化しているのではないでしょうか。


これとは別に、SNSによって人間関係に対する互いの温度差の違いを見せつけられることも有ります。
よく笑い話で、学校の先生が『自分には親友がいるって生徒は手を上げて』といわれ、自分は手を上げたが、親友だと思い込んでいた人物は手を上げていなかったというものが有ります。
これは人間関係についての互いの認識が違うという話で、程度の差はあれ、誰にでも有ると思います。
SNS登場前は、このようなズレを認識する機会自体がほぼ無い状態でしたが、SNSの登場によって他人のプライベート情報を知る機会が多くなるにしたがい、このようなズレを認識する機会が増えてしまいました。

例えば、AさんがBさんの事を親友だと思っていたとします。
Bさんが『友達を集めてBBQに行ってきました!』とか『暇なので友達を誘ってカフェに行ってきました』といった投稿をした場合、Bさんを親友だと思っていたAさんは、『何故私には声をかけないの?』と気分を悪くするわけです。
SNS登場前は互いの情報が少なく、情報交換をする機会も限られていた為、互いの認識を擦り合わせる時間というものが有りました。
しかし現在は、互いの認識を擦り合わせる間もなく、SNSによって相手の充実した瞬間の投稿を連続して見せられることになります。
その投稿に自分が関与していない場合、相手にとっての自分の存在や関係性について疑問を持ってしまい、結果としてストレスの原因となる。

SNSの投稿に対して負の感情を持ってしまう原因としては、これらの2つの要因が考えられると思います。

よく『SNSで投稿すると嫌われる内容ベスト10』といった記事を目にしますが、そもそも投稿者と閲覧者の認識のズレが原因となっているので、投稿者だけが内容を変えたところで変化はないように思えます。
同じ投稿内容であっても、発信者と閲覧者とのズレが少ない人にとってはストレスにならない為、受け取りて全ての人にとってストレスに成らない投稿をする事は、そもそも不可能だと思いますし。

では、SNSの投稿を見ることによって生まれる負の感情はどうすれば良いのか。
それは発信者の投稿内容というよりも、受け手側の意識改革が必要なんだと思います。

例えば、これは番組内でも議論されていたことですが、本当にリアルが充実している人は、SNSの存在自体を忘れて物事に没頭している為、本当のリア充は投稿なんてしていないんじゃないか。
という意見がありました。
私自身の生活を振り返っても、やるべきことが有る時や心底楽しんでいる時はSNSなんて見ている時間がそもそも無い為、投稿も閲覧もしない。
そして、その物事が終了して家でゆっくりしている時に、『投稿しておけばよかった』と思ったりするわけです。

ということはSNSに投稿している時点で、その人物はその状況に没頭しているわけではなく、行動は起こしているけれども手持ち無沙汰な状態になっている可能性も高いわけです。
この事を認識するだけでも投稿を観る側に心の余裕ができるので、『自分にはやることがないのに、知り合いは充実している』といった嫉妬心が生まれにくくなると思います。
他にも、誰に訴えるわけでもないつぶやき的な投稿内容は、投稿者自身が他人からそう見られたい人物像を作り上げたプラス方向にバイアスがかかった投稿なので、『こういう風に見られたいのね。』と温かい目で観る気持ちでいようと心がけるだけで、ストレスは軽減されるのではないでしょうか。

長なかと書きましたけれども、SNSは使いこなせば便利なツールだとは思いますが、それに没頭して依存すると疲れてしまう。
大切なのは、SNSというツールに対して距離を空けて付き合うことだと思います。
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