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働き過ぎの問題点 後編

前回は、テーマに辿り着いたところで終わってしまいました。
改めて、文章を書くのが下手だなと実感した次第でございます。

という事で、今回はメインテーマでもあり、前回の続きです。
前回の投稿では、需要が供給に追いつかずに需給ギャップが起こるのは、働き過ぎが原因だというところまで書きました。
今回は、この部分を掘り下げていきます。

何故この結論に成るのかというのは、人がいつ消費をするのかを考えてみれば解ると思います。
人が消費する時間というのは、主に暇な時間です。
多くの人が、休みの日に旅行に行ったり、趣味に没頭したり、することがないからといって街に出て、衝動買いをしたりお茶を飲んだりするのではないでしょうか。
つまり、人が消費行動を行う為には、お金だけでなく時間が必要だということです。

しかし今の日本で、そこまでの余裕がある人達というのは、一部の人達に限られているのではないでしょうか。
中小零細企業は、自社が生き残る為に人員を徹底的に整理している為、人材に余裕が無い企業が多くあります。
また、飲食・介護に代表される、収入が低い割に重労働で拘束時間が長い職種等も、慢性的な人手不足の為、中小零細企業と同様に人材に余裕が無いところが多いです。
そういった職場では、基本的な給料が安いということに加えて、有給休暇などを消費することが出来ず仕事漬けの生活になり、平日は通勤・仕事で一日が終わり、たまの休日は疲れている為に寝て過ごす事になります。

この様な状態で、一体どの様にして消費活動をすればよいのか。

文明は昔に比べて遥かに進歩し、元々人の手で行わなければならなかった事が機械によって行なうことが出来、人の生産性は遥かに向上したはずです。
本来であれば、機械によってより早く仕事を終わらせることが出来るのであれば、同じ量を生産する場合、昔に比べて自由な時間が増えても良いようなものです。
しかし現在はそうなっていない。

何故そうならないのか。。
これは、このブログでも何度も主張していますが、二極化が原因だと思います。

会社組織が大きくなれば成る程、現場で実際に働く人と経営する人に分かれることになります。
この組織の形はピラミッド型になるのですが、当然、実際に手を動かす人は下の方になり、経営する人が上の方になります。
報酬も当然上の方が多く、下に行くほど少なくなっていきます。

この様な組織は、下に行けば行く程、製品やサービスの提供に直接携わるようになり、上に行けば行くほど現場から離れ、仕事の内容は組織の維持に係るものになっていきます。
そして組織が大きくなる程に底辺と上層部の収入差は広がっていきます。
組織が巨大化することで、ピラミッドの上の方で業務に直接関係がない仕事をして上層部の高額報酬を支える為に、現場作業員が低賃金で働かされるという構図が出来上がります。
(会社が独立していても、親会社・子会社・孫請けといった構造になっている場合、ひとつの組織として考えます。)

具体例を出すと、電波を握っているテレビ局員の平均給料が一番低いテレビ東京で1000万円、一番高いフジだと1500万円ですが、アニメ制作を行っているアニメーターの年収は100~200万円だったりするわけです。
テレビ局が行なうのは放送枠かCM枠を売るだけなので、制作会社に低コストで発注すればする程に儲かります。

先程の例は、複数の会社での話でしたが、会社が一つでも同じです。
開発部門は製品開発をし、デザイン部門はデザインをする。製造・経理等それぞれ分野は違えど直接業務を行う人達が存在し、その上に経営陣が胡座をかいて座ります。
経営自体は決して楽な仕事では有りませんし、それ相応の責任も負う為、給料がある程度高いのは理解できます。
しかし、日産を例に出すと、底辺の派遣社員の年収が200万円で、CEOの年収が9億というのはどうなんでしょうか。


つまり、誤解を恐れずに物凄く簡単に言うと、直接の仕事をしていない人に一定割合の人にお金を渡す為に、全てのしわ寄せが現場に押し付けられている状態になっているわけです。
上層部がより高額報酬を得る為には、組織をより効率化しなければなりません。
その手段として機械を導入し、過剰になった人員は解雇する。
結果として現場は、作業効率は上がるが人員が減っている為に仕事量は減ることはない。

それだけでなく、大人数で手作業で行っている場合は、仮に一人の人間に問題が起こったとしても、全体に与える影響は軽微で済みます。
しかしその一方で、少人数で大量生産している場合は、機械トラブル等で生産が止まった場合は、生産に大きな影響が出てしまいます。
この場合、一定期間内の生産数を安定させる為には、トラブルで減産した部分を現場が補わなければならず、トラブルの分だけ労働時間が増えることになります。

個人的には、これらの一連の流れによって引き起こされている【働き過ぎ】が、今 日本で起こっている様々な問題の大きな原因になっているように思います。
例えば

時間が無いから消費を行えない。

時間が無いから、僅かな自由な時間が貴重になる。

貴重な時間は、せめて自分の為に使いたい。

子供を産んで育てる余裕が無い。 

この様なサイクルが起こっているとしても、不思議ではないのではないでしょうか。


政府やお偉い教授の方々は、経済を回すために色んな方法を考えてはいますが、個人的には上層部や一部の人達が潤うだけで終わるのではないかと思います。
日本国民の幸せを本当に考えるのであれば、労働時間の規制をすべきで、その上で最低賃金を決めるべきだと思います。
例えば、週の労働時間を40時間に決めてそれ以上働いてはいけないようにする。
こうした場合、一人の人間を長時間酷使していた企業は違法になるので、今までよりも人を多く雇わなければならない。
結果として労働需給が引き締まり、求人率も改善する。
企業はより多くの人材を確保する為に、労働環境を改善せざるを得なくなり、結果的に格差も縮小すると思うのです。

かなり短絡的な考えだと言われればそれまでですが、今の状態よりは改善するようなきがするのは、私だけでしょうか。
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