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【株式】テーパリング開始による円安株高に、空売り対抗してみた

久しぶりに株の話です。
今朝、(2013/12/19)アメリカのFOMCで、以前から噂されていたテーパリングが行われました。
MBSの購入を月間400億ドルから350億ドルに縮小、長期国債購入を月間450億ドルから400億ドルに縮小という事で、合計で100億ドルの縮小のようです。
事前予想では、テーパリング開始と見送りが半々との報道が多かったですが、ラジオNIKKEIや日経CNBCでは、どちらかと言うと見送りのバイアスが掛かった報道の仕方だったので、今回の発表は少しサプライズだったのかもしれないですね。
この知らせを受けて、円は円安に触れて104円台に下落し、アメリカ株は上昇。
その市場環境を受けて、本日の株価は上昇したわけですが…

今日の値動きを診るに、株が弱い感じを受けました。
日経平均の株価自体は大幅上昇し、終値での年初来高値を更新したのですが、内容がいまいち良くないんですよね。
というのも、日経平均への株価寄与度が高く値動きが軽い銘柄のみに買いが集中する様な取引で、円安にもかかわらず、自動車などは弱い。
具体的には、ファーストリテイリングが1750円高、しかし、時価総額が高く値動きが重いトヨタは変わらず。
今回、株価が300円に迫る上昇を見せたのに見かかわらず、半数の株は下落。
5月に高値をつけた時にも似たような現象が起こり、株価は勢い良く上昇する一方で、値下がり銘柄が値上がり銘柄を上回る日が連続していました。
前回は、銘柄間の上昇率に差はあったものの、そこまで差が開いていませんでしたが、今回は株価が完全に2極化し、上昇していない銘柄は、5月高値を大きく下回る水準で停滞気味。
その為、日経平均は終値で高値更新ですが、TOPIXではその域には達していない。
TOPIXが高値を超えてくると少し景色も変わってくるとは思うのですが、5月高値を前に、上昇スピードは鈍化気味。
5月高値で値をおさえられると、ダブルトップの形になって、長期で見てもかなり嫌な感じになるんですよね。

そして、株価の値動き以上に気持ちが悪いのが、現在ニュースとして、マイナス材料が出ていない点。
僕の少ない株式経験上、良いニュースしか出ていないのに上値が重い状態というのは、結構危ない。
というのも、良いニュースと展望しか無いのに株価が上がらない原因は、株価に対して上昇すると見ている人達が既に株を購入し終えていて、追加資金が流入しない場合に多い。
この状態だと、何らかのサプライズニュースが出た場合、株を持っている人達が一気に手仕舞いして下落するケースが稀にある。
そうはいっても、株価が下落しても企業業績が良ければ、下げは一時的では?と思われる方も居らっしゃると思いますが、世界経済の現状はそこまで楽観できるような経済状態でも有りません。
アメリカの失業率改善は、働く意欲をなくした人が就職活動を辞めた為に、数値的に改善されている様です。
またイギリスでも、【ゼロ時間契約】という名の雇用形態が生まれ、これによって失業率自体が実態よりも少ない数字で出ているようです。
【ゼロ時間契約】という言葉を初めて聞いた方の為に簡単に説明すると、企業が人員を基本給ゼロで雇い、仕事をしてもらった時間のみ時給を支払うシステム。
一見するとパートタイム労働者の用に感じますが、実際には違います。
というのも、企業は仕事を振り分けなければ賃金を支払う必要はなく、またゼロ時間契約で雇った社員は、副業をすることすら禁じられているようです。
つまり、企業側にとって非常に便利なシステムというわけです。
このゼロ時間契約の導入により、実際には仕事をしていない人も労働者としてカウントされている為、失業率が低く出ているようです。

つまり、現在の実体経済は手放しで喜べるほど回復しているわけではないということです。

そんなわけで、私は一昨日に持ち株を全て売却し、本日、わずかでは有りますが、野村證券を空売りしてみました。
野村證券は25日線が抵抗ラインに成る様な値動きなので、ここをバックにして攻めてみようと思います。
自信満々のポジションというわけではないので、くれぐれもマネをしないようにお願いします。

投資は自己責任で。
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