FC2ブログ

メディアの報道姿勢とクレーマー

最近、某ホテルのメニュー表示偽装問題が、連日かなりの時間を取って報道されている。
メディアのアナウンサーや取材をしている記者、ワイドショーに出ているコメンテーター達は、ホテルの体制や経営者を批判し、自身がまるで正義の味方気取りです。
今回の問題にしてもメディア各社は、メニュー表示と原材料として使用している食品について、経営者が当然知っておくべきことだと主張し、現場判断で行なわれたという主張をした経営者を激しく攻め立てています。
しかし私自身は、この様な報道の姿勢にかなり疑問を感じます。
何故なら、メディア自身に他人を攻め立てるような資格が無いように思えるからです。
そして資格のない人達がヒステリックに特定の人・団体を攻め立てる行為が、モンスタークレーマーを生む原因になっているのではないでしょうか。
では、そう思う理由を幾つか書いていきます。

先日ネット記事にて、テレビ番組「ほこ×たて」(フジテレビ)のヤラセが発覚し、番組放送が当面打ち切りになったという記事を読みました。
私自身は「ほこ×たて」という番組は数度見ただけですが、番組の概要は、最強の盾と最強の矛はどちらが強いのか?といったことをそのままやるという番組内容。
例えば、最強の破砕機と最強のトランクを作る企業両方に発注をかけ、果たして最強のトランクは最強の破砕機に耐えることが出来るのか?と言った内容。
この、ヤラセが絶対に起こってはならない番組内容で、ヤラセが行われていたようです。
事件は、発注を受けた会社側が番組の放送内容に疑問を持ち、ネットでその気持を打ち明けたことで発覚。
会社間の真剣勝負を売りにしている番組でヤラセを行なうという行為は、捏造・偽装に当たることだと思われますが、私が知るかぎり、フジテレビ側が大々的に謝罪会見を行い連日報道された事実は有りません。
また、先ほどのマスコミの論調では、現場レベルで判断された事実は当然、会社責任者は知って置かなければならないし、その責任は経営者にあるというものでしたが、フジテレビ経営陣がこの事件の積金を取って辞職をするわけでもないようです。

2つ目は、少し前に話題になった麻生大臣のナチスを見習え発言についてです。
マスコミはこの発言を、「憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。」という内容で報道。
この発言をユダヤ人やドイツの方に持って行き、批判コメントをもらってきて世界中から批判を受けていると報道。
しかし、事実はこのメディア報道の真逆だったことが、この場に居合わせた櫻井よしこ氏が某番組にて発言されていました。
櫻井氏によると麻生大臣の発言は
『憲法改正議論は、皆が興奮している熱狂状態の時に行ってはならない、議論をするのであれば、皆が冷静な状態で議論し、いつの間にか変わっていたと思えるぐらいの状態で行わなければならない』
という内容のことを数回に渡り何度も発言した後
『ヒトラーはワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、彼は軍事力でクーデターを起こして政権をとったわけでなく、国民支持に支持されて誕生した。
ナチス政権は、国民が興奮して狂乱状態にある時に選挙によって誕生し、その後あの様な悲劇を生んだ。
だから、興奮状態で物事を決めるようなことがあってはならない。

民主主義の世界では、憲法改正を行なうのは国民の投票によって選ばれた議員が話しあい、国民投票によって決める為、最終的に決めるのは国民です。
我々が憲法改正を行なう際には、ドイツで起こったことを参考にし、国民が冷静に議論できる状態で決めなければならない。』

という内容だったようです。この話を聞くと、「ナチスの手口を学んではどうか」という発言は、ドイツの狂乱状態での選挙を反面教師にしてという意味で発言していることは、義務教育を受けた人間なら解ると思います。
しかしメディア各社は理解できなかった様で、真逆の報道をしてしまいました。
先程はメディア位に対しての皮肉として『理解できなかった様で』と書きましたが、理解して書いていたとしたら捏造です。
この報道をしたメディア各社の経営者は責任をとって辞職すべきでしょう。

最後は、有名な朝日新聞の珊瑚礁事件です。
この事件に関しては、wikiなどに詳細が乗っていますので、詳しく知りたい方はそちらを読まれるのがよいかもしれません。
wiki 朝日新聞三ご事件捏造事件
この事件の概要は、「沖縄県西表島の高さ4m、周囲20mという世界最大級のアザミサンゴとしてギネスブックにも掲載されたことがある珊瑚が傷つけられたという記事を、朝日新聞が写真付きで掲載して『日本人は何処にでも落書きをする』問題提起下地件。
これがなぜ事件なのかというと、この記事を捏造するためにカメラマンが自ら珊瑚礁を傷つけて落書きし、それを『誰かがやったと』でっち上げたからだ。
この事件は流石に問題になったようだが、この捏造事件を報道するためにマスコミ各社が現場に殺到し、船を留める為に数百の船が錨を落としたことで、珊瑚礁が相当傷ついたそうだ。

この様な行動を取るマスコミ各社に、凶悪でもない事を連日取り上げてバッシングする資格があるのでしょうか。
メディア、特にTVは、手軽に情報を得れるということもあって、かなり影響力が有ります。
『身内に甘く他人に厳しい。』この様な姿勢を連日見せられれば、流されやすい人達は、自分たちの行動を棚に上げて他者を叩くことが普通の行動だと思うようになります。
そしてそう思うようになった人達が、考えるだけでなく実際に行動を起こした際に、モンスタークレーマーになるのではないでしょうか。
各メディアには、自分たちに影響力があることを自覚して行動してほしいものです。
関連記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://dorufurusu.blog33.fc2.com/tb.php/347-c0b9cb9f