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新たなリスク、シャドーバンキング?【株式】

前回、『株を買った』という記事を書いたのですが、その後どうなったかというと、実はどうもなってなかったりします。
買った銘柄は野村で、6月7日に500株買って、翌日暴騰した所で更に500株買ったので、平均単価は731円ぐらい。
野村の株価は、私の買い単価から上下30円程の範囲でウロウロしているだけなので、どうも行動が取りづらかったり。。

私の当初の予想では、早いペースで株価が上昇後に急落したので、その直後にもう一度前回高値付近までリバウンドするという予想で買ったのですが、その予想は外れて文字愛状態に突入してしまいました。
本来であれば、予測が外れた時点で手放すべきなのでしょうが、前回も書いたとおり、今の日経平均の位置は結構低い位置と考えられるので、今のままの企業業績が続くのであれば、売りではなくむしろ買いの水準だと個人的には思っています。

では何故、急落後に戻らずにもみ合っているのか。。
いろいろな経済ニュースを聞いての後講釈になりますが、今回の日本株の急落の原因は、アメリカの金融政策の変化だと思われます。
前回の記事でも書きましたが、今のアメリカ景気は、金融政策の出口理論が出るほどに回復してきています。

今までは、FRBが毎月850億ドルの債権を購入するなどして急速にバランスシートを膨らませることによって市場提供した資金が、行き場を失って新興国に逃げていた状況でした。
アメリカが量的金融緩和を進めることでドル安誘導するというメッセージを市場に送っていたため、安くなるドルから他通貨に逃げていたわけです。
米ドルが安くなる可能性が高いのであれば、他国の株式市場に現地通貨建てで投資すれば、たとえ株が上がらなくても為替差益で稼げますし、ついでに株が上昇すればダブルで利益が出ます。
仮にその国の株が下がったとしても、為替差益で相殺でき、大損する可能性は低くなります。

そんな感じで海外投資が盛んだったのですが、アメリカは基本的にインフレ体質なので、サブプライム危機も乗り越えて企業業績が回復。
シェールガス革命も手伝って、投資資金がアメリカにも向き始め、アメリカの株価が高値を取り、ドルも高くなった。
アメリカの景気回復を好感し、日本株を始めとするアメリカ以外の国の株も上昇し始めたのが、ここ最近の流れ。
正直、世間で言われている『アベノミクス』は関係ないと思われます。

このチャートはフィリピン総合指数ですが、日本と同じように今年上半期上昇し続け、5月23日で天井を打って急落しています。
_psi.png

アベノミクスがフィリピンに深く影響しているのであれば、日本の株価上昇と急落もアベノミクスが原因なのでしょうが、政策が発表もされていない状態から日本と新興国市場の株価が連動しているので、アベノミクスは関係ないと考えるほうが自然です。

では何故5月23日に日本を始めとする市場が急落したのかといえば、5月22日(水)のバーナンキFRB議長の議会証言で、バーナンキ氏が出口議論の具体的な話をしたからでしょう。
今までは噂レベルでしたが、バーナンキ氏が債権買い入れ額を縮小する方向に言及したため、出口議論がより具体的になったことが原因だと思われます。

先程も書きましたが、今回の株価上昇の前提条件となっているのはアメリカの金融緩和策による金余りなので、その資金過剰状態が解消されてしまうと、前提条件そのものがくるってしまいます。
その前提条件有りきで投資をしていた人達が、とりあえず株が高いうちに現金にしておこうと考えて取った行動が、今回の株価急落につながったのだと予想されます。

しかし冷静に考えれば、アメリカは急激なインフレに悩んでいるわけではないので、急激な金融引き締め政策を行うとは思えません。
企業業績や雇用などを見つつ、景気を冷やさないように慎重に引き締め作業を行うでしょう。
なので、個人的な意見としては、この下落相場からは早々に脱出できるはず。。と考えていたのですが、状況が少し変わって来ましたね。

今市場で騒がれている、中国のシャドーバンキング。
これは、中国政府が不動産投資熱を冷まさせる為に、不動産投資規制を銀行に対して行なっているらしいのですが、中国企業は銀行から別名目で資金を借りて不動産投資をするという迂回借入を行ったり、ファンドを利用して資金調達などをして不動産投資を行なっているらしいのです。
ファンドを利用しての調達の場合は、調達金利が10%を軽く超えるものもあるらしく、その市場規模は500兆円に達する様で、もしこのシャドーバンキングが崩壊することが有れば、第二のサブプライム危機が訪れる可能性も出てきます。

今直ぐ崩壊するようなものでもない様ですが、中国政府がソフトランディング出来るとも思えないので、正直難しい状況といえますね。
テクニカルアナリストによれば、12500円付近の抵抗を超えると、1万円目指して下落するリスクも有るようです。
私がblogに書いた前回の記事では、1万円は企業業績的にありえないだろうと書いたのですが、シャドーバンキングの崩壊によって第二のサブプライム危機が起こるのであれば、来期の企業業績が半減する可能性も大いにあるので、割安とも言えなくなってしまいます。

個人的には上方向に進むと思っているので、もうしばらく株を持ちながら様子見ですが、下がる可能性も考えておいたほうが良いかもしれませんね。


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