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クライマックスを迎える資本主義

最近はTVをつければ【不景気】【デフレ】という単語が飛び交い、マスコミが不安を煽る状況が続いていますね。
今のこの状況は異常な状態なのでしょうか。
今日は、その事について考えていこうと思います。

今が異常な状態で、正常な経済状態でないという主張をする方達は、経済をどの様に考えているのでしょうか。
おそらく、経済というのは正常な状態では青天井で成長し続け、GDPも留まること無く右肩上がりで上昇していくと考えているのでしょう。
しかし、本当にその様なことがおこるのでしょうか?

生物にしてもシステムにしても、地球上にあるものは永遠に増殖・拡大するものは、それほどないと思われます。
少なくとも僕自身は、その様なものの存在を知りません。
そんな中で、人の経済活動だけが右肩上がりで永遠に拡大し続けるということがあるのでしょうか。
生物にしても、有る一定期間の成長期が過ぎれば成長は止まり、後に老化・衰退しますし、森林にしてもクライマックスを迎えれば安定期に入ります。
普通に考えれば、経済にも成長の終わりが有るでしょうし、クライマックスを迎えれば成長はなくなり、安定期に入ると思われます。
そう考えれば、今の日本の状態は異常な状態ではなくて、普通の状態だと考えられないでしょうか。

具体的に書くと、道路も無い様な途上国では、何もない土地にアスファルト道路を敷くだけで、かなりの労働力と資材が必要となります。
しかし、必要となる道路を全て敷いてしまった後は、人口増加によって新たな道路需要でもない限り、新規の道路整備は減るでしょう。
道路に限らず国内のインフラ整備が整えば、インフラ整備関連の仕事は減るでしょうし、インフラ整備に必要な資材等を生産していた工場などへの発注も減少します。

人の消費活動にしても同じです。
生活をより豊かに、そして便利にしてくれる【冷蔵庫】【洗濯機】【エアコン】【テレビ】等は、毎年買い換えるようなものでもなく、一度購入してしまえば数年は必要ありません。
これらの家電用品が開発された当初は、ヴァージョンアップ等で頻繁に買い換えるようなこともあったでしょうが、品質が一定レベルまで到達してしまえば、頻繁に買い換えることもないでしょう。
こちらも、人口増加によって新たに世帯数が増えれば需要も増えるのでしょうが、そうでもない限り、経済規模の拡大は無いでしょう。

つまり、製品の品質の向上・人口の増加が止まった時点で、経済成長も止まって当たり前だと考えられないでしょうか。
現状で、今のデフレ状態を打破して再び経済を成長させようと思えば、生活が劇的に変わり且つ、今まで無かったような商品を創造し続けるか、人口を増加するしかありません。

しかし、僕はどちらも難しいと考えます。
今までにない製品を作り続けて経済成長をするというのは、口で言うのは簡単ですが、行うのは非常に難しいです。
何故なら、経済成長をする為には、新しくて且つ、今までの製品と競合しない製品である必要があります。
新製品を購入することで、今まで購入していた商品が要らなくなる場合は、新製品の登場による経済のプラス効果が、既存製品の売上減と相殺されるので、企業単体で見れば意味はありますが経済全体で見れば意味は薄れます。

人口増加についても難しいでしょう。
人が生活するには土地が必要ですし、その人の食べ物を作るためにも土地は必要です。
地球上の土地や資源が限られている状況で、経済成長のために人口増加し続けるというのは無理があるでしょう。
どこかで人口増加は止まるべきです。


先進国は、そろそろ資本主義後について考える時期を迎えているのではないでしょうか。
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