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筋肉の付く仕組み

前回は、プロテイン摂取について書いたので、今回は筋肉が大きくなる仕組みについて自分が理解している範囲で簡単に書いていきます。

筋肥大を起こすのに重要となってくるのが、【筋破壊】です。
人の体は一度傷ついた後、修復される時に前回の能力を超えて回復する【超回復】という能力があります。
超回復は傷ついた状態から回復する時に起こる為、筋肉痛を起こすような激しい運動を行う必要があります。
また、超回復して能力が上まった状態でいられるのは僅かの日数ですので、その期間内に運動して再度筋肉を破壊する運動をしない限り、筋肉は発達しません。
目安としては、一週間に一度は同じ部位の運動を行うのが良いでしょう。
あまり感覚が空き過ぎると効率がよくありません。

また、人体には学習能力がありますので、同じ様な強度・内容のトレーニングを行った場合、体が刺激に慣れる事によって、効率良く筋破壊が行えなくなります。
運動をしていなかった人がスポーツジム等で運動した場合、最初は直ぐに激しい筋肉痛になるのに、通い続けているうちに筋肉痛が緩和したり、筋肉痛そのものにならなかったりするのはこの為です。
効率良く筋破壊を行う為にも、一定期間ごとにトレーニングで使用するウェイトや、トレーニング種目の見直しをすべきでしょう。

この仕組は男女共に同じなので、良いプロポーションをつくり上げる為には、女性も高負荷トレーニングが必要となります。
この様な話を女性にした場合、『筋肉はそんなに付けたくない』といった返答が帰ってくることが多いですが、女性は男性に比べて筋肉が付きにくい体質なので、【筋肉の付き過ぎ】を気にする必要は全くありません。
もし付き過ぎた場合は、ついてから落とすことを考えればよいでしょう。
では、何故女性は筋肉が付きにくいかを簡単に説明します。

筋力トレーニングを行うことによって、体にレセプターという受け皿のような物質が生産されます。
このレセプターは、運動量に比例して生産されるのですが、レセプター単体では筋肥大に繋がりません。
このレセプターに、男性ホルモンのテストステロンが嵌り込むのを切欠にして蛋白同化作用が起こり、筋肥大に繋がります。
人体の男性ホルモンは、女性ホルモンと一定のバランスを取りながら生産されている為、筋力トレーニングを行ったから男性ホルモンだけが大量に生産されるということは無く、運動量に比例して分泌されるということもありません。
つまり、男性ホルモンが女性に比べて多めに分泌される男性は筋肥大しやすく、女性は筋肥大しにくいということになします。

余談ですが、激しい運動を定期的に行なっている人の体内ではテストステロンは枯渇気味なのですが、運動を全く行なわない生活を長く続けている人は、男性ホルモンのテストステロンは体内に余裕がある状態となっているようです。
その為、普段運動していない人が激しい運動を行うことによって、短期間で目に見える結果を出すことが可能となります。
これは、普段運動をしていないことにより、運動による刺激を体が覚えていないので、効率良く筋破壊が行えるのと、体内にテストステロンが余っていて、そのテストステロンが運動で生産されたレセプターと結合することで筋肥大が起こる事が原因のようです。
しかし、先程も書きましたが、人の体は一定期間で運動に慣れてしまう上、レセプターの生産数よりもテストステロンの生産数が少ないので、急速に筋肥大が起こる時間は限られています。
一定期間が過ぎ、テストステロンが不足するようになってしまえば、筋肥大が起こるスピードは減少します。
巷で、2週間や10日で痩せるダイエット方法の紹介、本やDVD等が発売されていたりしますが、これらの商品は【短期間で結果が出るダイエット方法】ではなく、【短期間しか効果のないダイエット方法】の可能性もあります。
もちろん、全てのダイエット方法が嘘だとは言いませんが、利用する人は理屈を理解した上で行うことをお勧めします。

余談が続きますが、先程も書きましたが運動を続けていくことで、テストステロンの分泌がレセプターの生産量に追いつかなくなることで、筋肥大のスピードは減少します。
しかし、この状態で筋力増強剤のステロイドを打つことで、この状態を解消することが出来ます。
簡単に説明すると、テストステロンとステロイドは非常によく似た形をしているので、筋力トレーニングによって創りだされたレセプターと結合することにより、蛋白同化作用が起こります。
当然のことですが、レセプターはトレーニングによってしか生産されないため、ステロイド剤のみを打っても効果がありません。
ホルモン剤ということで、当然副作用もありますので、気軽な気持ちでの使用はやめるべきでしょう。
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