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あらすじ
ある田舎町で、数十人が惨殺されるという大きな事件が起こった。
事件解決のために警官隊が出動するも、その警官隊とは途中で連絡が途絶え、一向に事態が収拾することも出来ず、何が起こっているのかを把握することさえ出来なかった。
そこで、特殊機関、王立国教騎士団【HELLSING】に援助要請が出される。
HELLSINGから出向いてきたモノは2人だけ。
一人はHELLSING当主インテグラ。
そしてもう一人は、HELLSING唯一の戦力にして最終兵器であるアーカード。
聞きなれない組織HELLSING。
そして今現在起こっている事が理解出来ない警官隊。
事態を把握しようと、インテグラに詰め寄る警官隊の司令官。
しかし彼はインテグラから、にわかには信じられないような話を聞くこととなる。
事件を起こしているのは【吸血鬼】、先程突入した警官隊は、吸血鬼に血を吸われたことによって喰屍鬼(グール)になっているということ。
科学が進んだ現代で、誰もその話を鵜呑みには出来なかったが、警官隊を何人も送り込んでも一向に解決できなかった事件は、アーカードの出動によって一瞬で片付く事となる。
その後は、インテグラ。アーカード。そして、最初の事件でとある事情からHELLSINGに入ることになった婦警を中心に、次々と起こる事件を解決していくのだが。。
みどころ
この作品の登場人物は、基本的に全員狂ってます。
特に、アーカードのライバル的な存在である【アンデルセン神父】等は、その象徴かもしれません。
物語の中で、HELLSINGは金で人殺しをする傭兵を雇うことになるのですが、この物語の中では彼らの存在が一番まともに見えるほど、他の登場人物が狂ってます。
しかし単行本を読み進めていくうちに、そんな狂った人達にも、自分の信じる道が存在し、その道を全力で突き進んでいく様に感動します。
また、大きな力を持つキャラクターに対し、ひ弱な人間が人類のプライドをかけて戦う姿にも心を動かされます。
そして、この漫画のみどころの一つのなっているのが、各キャラクターが放つセリフの数々です。
書くキャラクターの独特のセリフによって、物語の異様な雰囲気と魅力が倍増されています。
感想
個人的にはお勧めなのですが、話の内容的にも暴力的でグロテスクな表現が多々出てきますし、宗教が絡んでくるので、読む人を限定する漫画です。
一部の人は、読まない方が良いかもしれません。
単純に漫画を漫画として楽しめる人にはお勧めできる作品です。



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