FC2ブログ

経済産業相の発言に対して行われた言葉狩り

ここ最近の【自称報道番組】に、見る価値がないと思うのは僕だけだろうか。
私は実家ぐらしの為、平日の朝の時間は家族で一緒にTVを見ながら朝食を取ります。
その際のチャンネルの主導権は親が握っているので、僕に番組を選ぶ権利はなく、仕方なくワイドショーを見ているのだが、内容が本当に酷い。
同じ見るなら、テレビ東京で放送しているアニメ番組を見ていたほうが、まだ今後の人生に役に立つのではないかと思ってしまう程だ。
子供向けアニメ番組の場合は、【仲間の重要性】【約束を守る事の重要さ】【正しい事の為に行動する】【弱者をいたわる】等、生きる上で重要なメッセージが込められているが、ワイドショーなどの自称報道番組には、悪意が込められているような気がして仕方が無い。
最近のニュースで言えば、不適切な言動で辞任した鉢呂吉雄前経済産業相の件などが挙げられる。
今回は、この事について書いて行きます。

鉢呂吉雄前経済産業相の発言で問題とされているのは、以下の2つ。
【被災地を訪れた感想を『死の街』と表現。】
【放射能汚染地域から帰ってきた際、記者に衣服をこすりつけて『放射能をうつすぞ』と発言。】
の2つだ。

まず、最初の【死の街】について
僕は、この表現のどこに問題があるのかが分からない。
では、実際問題としてどのように表現すれば問題はなかったのか?
【ゴーストタウン】なら問題はなかったのだろうか。それとも、記者会見で街を訪れた感想を発言しなければ良かったのか。
この発言を問題視しているマスコミ各社は、どの様な表現だったら適切だったかを言わない。
それだけでなく、【死の街】発言だけを取り上げて、大袈裟に騒ぎまくる。
大臣の発言の全文を要約すると『訪れた街は死の街のようだったから、これから先、頑張って復興支援をしていかなくてはならない。』といったもの。
内容自体には全く問題がない。
にも変わらず、たった三文字の言葉が気に入らないというだけで、人格そのものを否定するかのような過剰報道をしている。
これらは問題はないのだろうか?

因みに、2011年9月12日の朝に報道していた【モーニングバード】では、その直後に被災地のニュースを流し、VTR内で『この街は津波によって【消滅した】』と表現していた。
消滅という単語は、消えてなくなるわけだから、取り様によっては死の街よりも表現としては過激だ。
消滅は良くて死の街が駄目だという理由が知りたいと思ってしまう。

次に、『放射能を移した』発言の問題。
この発言は、VTRが無い。
つまり、公式な場で発言されたものではないということだ。
ということは、どのような状況・雰囲気で発言されたかが全く分からない。
言葉というのは不思議なもので、その場の雰囲気で発言すれば問題ではないが、後に文字にして読むと問題となる場合がある。
具体例を出すと、友人と談笑している時に、友達の行動に対して、笑顔で『お前はバカだなぁww』と発言しても問題にはならない。
しかし、その会話を近くで聞いていた人間が、『あの人は、他人の些細な間違いに対して『お前は馬鹿だ!』と人格否定するようなことを平然と発言する人だ!』といえば、問題になる。
TVは一方的な情報を押し付けるメディアなので、視聴者が『大臣はどのような状況で発言したのか?』と疑問に持っても、それを確かめるすべはない。
その様な不確かな情報を、連日【問題発言!】と連呼することは、言葉の暴力にはならないのだろうか。

本日見た【モーニングバード】では、この大臣の辞任問題を取り上げた際、最後に司会者の羽鳥氏が『放射能に関する発言は、政治家というよりも人間的にどうかと思いますね! でもこれが切欠で、政治家が口をつぐんでしまうのだけは止めてほしいですね』
と発言をしていた。
自分達が原因を作って、結果を政治家のせいにするのは汚いのではないだろうか。
というか、大臣と今回の問題に関して直接話したわけでもないのに、『人間としてどうかと思う』という人格否定のような発言は問題がないのだろうか。

こんな些細な発言が連日【自称報道番組】で取り上げられて問題視されれば、政治家の殆どは同じ失敗を繰り返さないように、質問内容を予め聞いておいて、その回答を原稿にして何度も読み返し、問題箇所がないかどうかを確かめた上で、記者会見の場でその原稿を読むという行動に出るだろう。
しかし、その様な行動をすると、マスコミ各社は『大臣は原稿を読んでいるだけ、読むだけでいいなら誰でも出来ますよね』と大臣を馬鹿にする。

もう一度言いますが、こんなワイドショーを見るぐらいなら、朝の時間は【ポケモン】でも見ている方が立派な人間になれるのではないだろうか。
関連記事

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://dorufurusu.blog33.fc2.com/tb.php/233-dd14829d