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デフレは悪なのだろうか? その2

賃金が上がらない構造で、物価だけを押し上げるとどうなるのか。

人々の生活は苦しくなる。


人は、生活をするためには絶対に使わなければならない金というものがある。

家賃や水道光熱費・食費など、衣食住に関わる物は削減するにも限度がある。


インフレになった場合、衣食住に関わる全ての物の金額は上昇するわけだから

給料が同じか若干下がり気味であれば、差し引きして自由に使える金は少なくなる。

インフレにより、多少銀行金利が上がったとしても、低所得者層には、そもそもそんなに貯蓄は無いので

金利上昇の恩恵は受けられない。


逆に、金利上昇が住宅ローンの金利を引き上げ、支払利息の増加により更に生活は苦しくなるだろう。

こうなると、今人々の生活がそれなりに成り立っているのは、物価が下がっているからとも言えなくも無い。


経済の専門家達は、インフレになれば全てが解決するかのようなもののい方をし、対処両方として円安誘導しろと日銀に詰め寄るが

果たしてそれは、人々の生活にとって有益な事なのだろうか?


確かに、中小企業の部品工場などは、円高によって日本製品が割高になり、韓国などのシェアを奪われている

円安になれば、このような中小企業は救われるだろう。


だが、全てが解決するわけではない。


通貨安製作をとり、日々為替介入をしている中国では、安い労働力を武器に世界中から受注が集まってきている。

しかし、人民元を不当に安くした結果として物価が上昇。

物価上昇はするけど賃金の上昇率が物価に追いつかない為、労働者は賃上げの為にストライキをしたりして交渉する羽目になっている。

また、賃金を上昇させると、安い労働コストという魅力が無くなり、受注が中国から離れるという減少も起こっている。

結果、中国の製造会社は、工場の機械化や無人化を進めなくては生き残れなくなり、求人も落ちてきている。


昔、かなりの受注を集めていた中国の繊維産業も、バングラディッシュやカンボジアなどにシェアを奪われ始めている。

中国は確かに高成長だが、毎年のように物価が上がるのに就職先が無い社会で、住んでる人は幸せなのだろうか?


個人的には、まだデフレの方が国民は暮らしやすいのでは?


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