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物価の考え方について

最近のニュースを見ると、素材価格の上昇によるインフレを心配する内容のものをたまに見るのだが…
少し前までデフレは悪で、経済のためにはインフレにしなければならない!とマスコミが騒いでいた気がするのは気のせいだったのだろうか。

僕はこのブログで一貫していっているが、今、一般市民の生活がそれなりに上手くいっているのはデフレのおかげだ。
デフレで物の価値が下がっているが故に、下がった賃金でも生活が出来ている。
このような意見を書くと
『デフレを維持していると、企業が利益をあげられなくなってリストラが進み、景気が悪化する!』
と反論する人がいるが、決算発表が公開されている上場企業を見ると、デフレ下でも利益は下がっていない。

つまり、デフレが景気悪化を促進させて、その結果として企業業績が悪くなり、リストラが進むことで個人の収入が減り、個人が消費活動を抑える為に不景気になるという【デフレスパイラル】は起こってない。
今起こっているのは、情報技術と製造のハイテク化が進み、企業が業務を行うのに人が要らなくなっている事が主な原因だ。
このような状況下で素材価格が上昇し物価が上昇した場合は、消費者はさらに消費を抑えることになり、不景気に拍車がかかる。
また、消費者は消費活動を抑えるため、素材価格が上昇した分の価格差を企業側が負担する場合も出てくる為、物価上昇によってさらに雇用も悪化する可能性もある。

マスコミも、ようやくそのことがわかったのだろうか。
それとも単純に、不安を煽る為だけに偏った報道をしているのだろうか。

今の日本で、素材価格が上昇することによって起こるのは、インフレではなくスタグフレーションだ。
上でも書いたが、今人が雇われないのは、通信・製造技術の発達によって、モノの製造や管理に人手が必要ないからだ。
企業も、雇うことで年々コストが上昇し、自分立ちが考えた経営方針を貫くために【説得】が必要となる【人】よりも、電気さえ与えていれば文句も言わずに24時間働く機械を導入するほうが安上がりだ。
つまり、どれだけ企業が忙しくなったとしても、雇用は増えない。
ということは、労働市場で人余りは続くため、賃金上昇も抑えられる。
にもかかわらず、素材価格の上昇によって物価が上がると、経済が停滞している状態で物価だけが上がるので、スタグフレーションになる。

そもそも、物価だけで景気が変化するわけではない。
物価が高くても、消費者が大量に購入すれば景気は良くなるし、物を安く売ったとしても売れなければ不景気のままだ。
デフレ脱却議連の人達の言う、『円安誘導で物価を上げれば景気が良くなる』というのは、かなり無理がある理論だろう。

今の日本は、物が溢れている。
この状態で物価が上がっても、消費者は今あるもので生活をしようと思うだけで、高くなったものを我先にと買ったりはしないのではないだろうか。
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