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EUの問題点

前に、ユーロの問題点に関する記事を書いたが、今日はその記事を掘り下げて書いてみようと思います。
フィンランド・反EUを掲げる政党が躍進 (04/19)

ユーロ圏の一番の問題は、政治はバラバラなのに金融政策は一緒だという事を前回書きました。
このことが、何故問題なのか。

いろいろな原因があるのでしょうが、
簡単に書くと、感情の問題なのでしょう。

具体例を出すと、ギリシャは経済的に危険ですが、ドイツは景気が良くて裕福です。
日本の場合は、裕福な都道府県から赤字の地方に交付税が渡り、国民もある程度納得している部分はありますが、EUはまったく別の国です。
法律も違えば、公務員の数も労働条件も全て違うわけです。

ギリシャは、世界的にみても公務員が多い事で有名です。
サラリーマンのリタイヤも早く、平均定年は61歳だが、55歳から前倒し定年が出来る。
年金額は、現役時代給与の96%という高待遇。

しかも、ここまで高待遇を受けられる公務員。
難しい試験があるのかと思いきや、選挙のときに政治家が『応援してくれた人は公務員にします』という公約を掲げる為、政治家を応援すればなれる。
じゃぁその当選した政治家が、次回の選挙で落ちた場合は、その人を応援していた人は公務員をクビになるのかというと、クビにはならない。
つまり、ギリシャでは選挙があるごとに公務員が増えているそうだ。。

なるのが簡単で高待遇の公務員。
公務員数は、国民全体の20%で、年金と公務員給与・手当が政府支出の約40%を占めるとの報告もあるようです。
公務員の雇用にかかる費用は国が出しているので、税収よりも国の支出が少なければ財政赤字ということになります。

こんな政治をしていれば、基本的には国家破綻して当然なのですが、ギリシャはユーロを導入している為、勝手に破綻できない。

じゃぁどうするのかといえば、儲かってるドイツとかが助ければいいんじゃない?
って感じの流れになってきているのですが、ドイツ国民からすれば堪ったものではないですよね。

助けて欲しいなら、『まず国の方針を変えろ!』という、当然の主張をするわけです。
ドイツ国民からすれば、自分達は一生懸命働いて納税した金を、何で努力してないギリシャをはじめとする財政難の国に渡さなきゃダメなんだ!
って感じではないでしょうか。

この様にEUは、今の枠組みを維持する為には
・財政難の国が財政再建をする。
・余裕のある国が、財政難の国のために血税を渡す。
という事をしなければならない。

財政難の国に住んでいる人たちは、基本的にぬるま湯に使っていた人達なので、今更普通の生活は出来ない。
援助する側の人間からみれば、自分達が頑張って働いて納めた金を、なんで頑張ってない人達の為に使わなければならないのか理解できない。

住民を説得するのが政治家の仕事なんだろうけど、今の状態ではどう考えても無理がある様に思える。
EUは、早期に国を統一するべきなのかもしれない。
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