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時間分散投資 下降局面でのピラミッド

下降時においてのピラミッド投資法です。

上昇局面でのピラミッド投資法は2種類ありましたね。
最初に多めの資金を注ぎ込んで、上昇した際に買う場合は買い付け金額を増やさずに買う方法。
最初は少しだけ買い、上昇するたびに前回注ぎ込んだ額よりも大きい額を投資していく方法です。

上昇局面のときは2つの方法がありましたが、下降局面においては方法は1種類のみで、それ以外の方法は勝負から降りるしかありません。
では、下降時のピラミッド投資法は、どの様な投資法が良いのか。
結論を書くと、下に行くほど投資金額を増やしていくしか道はありません。

何故下降局面では投資方法が限定されるのか。
理由は物凄く単純です。それは、下降局面で買い下がりの場合、前回投資額よりも少ない金額で買い増しを行っても、損益分岐点が下がらないからです。

具体例を出して考えて見ましょう。
100万の資産で、1株100円の商品を買うとします。
100万のうち50万を1株100円の金額で買い、その後30万20万と資産が半分の50円・更に半分の25円になった場合に買い付けるとします。

購入資産の内訳は
5,000株+6,000株+8,000株となり、保有株式は19,000株となります。
一株25円まで下がっているので、株の価値は47万5千円。
100万円を注ぎ込んでいる為、倍以上の価格にならない限り損失発生する事となります。

では、下に行くほど買い増し金額を増やした場合を考えましょう。
20%⇒30%⇒50%という順で、株価がそれぞれ100万・50万・25万で買い増しするとします。
株の保有数は
2,000株+6,000株+20,000株で、保有株式数は28,000株になり、1株25円換算で70万円となります。

2つの例を、25円の株価がどれほど上昇すれば損失がなくなるかを、上昇率で考えると
最初の50%⇒30%⇒20%と購入金額を少なくした場合には、2.1倍にならないと損失は消えません。
しかし、20%⇒30%⇒50%と下に行くほど購入金額数を増やした場合、1.4倍になれば損失は消えます。

どちらの方が難易度が高いかを考えれば、答えは見えてきますよね。

投資の世界では、下降局面での買い下がりを【難平買い】(ナンピン)と呼び、基本的には下に行けば行くほど買い金額を増やしていきます。
しかし、下降局面で最も重要なのは、実は早期の損失確定だったりします。

何故、損失確定、いわゆる損切りが重要なのかというと、その銘柄が欲しいのであれば、わざわざ下降局面で買い増すということをせずに、下がりきるのをまってから買うほうが効率が良いからです。

前回の100円の株価が25円まで下がる場合を例にして考えると
100円50円25円と買い下がるのではなく、100円で買ったものが90円に下がったら損失を確定し、25円まで下がりきってから買ったほうが効率が良いですよね。

最初に買うのを【打診買い】といい、試しに買うためにこのように言います。
本格的に買うわけではないので、当然投資金額は少なめに設定するようにします。

この様な投資方法であれば、最初に思惑通りに動かなければ、さっさと売ってしまえば良いので、損失は限定されますよね?

つまり、基本的に下降局面では損切りが重要視され、戦略上どうしても下降し続ける資産を保有しておきたければ、下に行くほど買い付け金額を増やしていく事が、下降局面においての投資法となります。
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