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分散投資と集中投資 ②

投資は、分散投資が良いのか集中投資が良いのか。
結論から書いてしまいますと、どちらが良いというよりも、どちらがその人に合っているかで決まります。
つまり、人によって変わるので、どちらが良いとは言い切れないというのが正直なところです。

分散投資と集中投資は、どちらが安全なのか、また有利なのか。
これも、こんな書き方をいてしまうと身も蓋もないですが、人によって変わります。

具体的に書いていきましょう。
分散投資とは、前回までで説明したと思いますが、資産内容を分散する事で、投資資産の変動幅を限定してしまおうという投資法です。
その一方で集中投資は、投資対象を絞り込む事で、利益の最大化を目指す投資手法です。

安全性について書きますと、分散・集中投資の違いは、籠に入った卵に例えられます。
卵は割れやすく、絶えず注意深く監視していなければ割れてしまって、商品価値がなくなってしまいます。

分散投資の場合、どのようにして卵を守るかというと、籠の数を増やして、その籠の中に少数の卵を分散して入れることで、トータルの卵の安全を確保しようとする投資法です。
つまり、籠を10個に分散しておけば、一つの籠が盗難・破損して卵を無くす事になったとしても、残り9個があるから損失は限定されるという考え方です。

その一方で集中投資は、一つの籠に全ての卵を入れて守るという考え方です。
分散投資推進派に言わせれば、1個の籠が盗まれたり破損したりすれば、全ての卵を失ってしまうんだから、危険性が高い!という事になるのですが、集中派にも反論があります。

それは、10個に分散した場合は、10個全ての籠を監視しなければならないのだから、籠1個に向けられる注意は10分の一になる。
籠が破損する事を前提で考えれば、10個に分散すれば資産は守れる事になるが、計算上そうなるのだろうか?
10個に分散すれば籠1個当たりに注がれる注意は10分の一になるのだから、籠の卵が何らかの理由で無くなる確立も高くなる。
その点集中投資は、1個の籠に全ての卵を入れているわけだから、その1個の籠を全力で守るだけで全財産を守る事が出来る。
という反論。

両方の話を聞くと、双方の主張がそれなりに筋が通っている事がわかるはずです。

そこで最初に書いた結論に戻るのですが、集中・分散はどちらがいいのかは運用する人の性格によって変わります。

10個の籠に満遍なく注意を払い、ある程度の危険を予測して10個の籠を安全な位置に移せ、不注意で卵を割ったとしてもまだ残りがあると割り切れる人間であれば、分散投資が向いている事になります。
卵を1箇所に固め、周りに危険がないかを鋭く観察し、籠の卵に危険が迫ったときには全力で守る為に最善の策を躊躇無く打てる人間であれば、集中投資が向いているという事になります。

僕自身も、どちらが良いとはいえません。
個人の性格や考え方、投資商品によってそれぞれ変わるからです。

しかし、確実に駄目だと解る事が一つだけあります。

それは、投資商品そのものに興味が無いのに、楽して儲かると思い込んで投資する事です。
世の中に、楽をして儲けれる事は極々稀で、その僅かな儲け話が他の人を素通りしてあなたの耳に届く事は、確率的にほぼゼロです。

投資する際は、どのような場合に投資商品がどちらの方向に動くかぐらいは把握しておきましょう。
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