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カンニング事件からみえること。

ここ最近の報道バラエティーは、【海老蔵】の話と【カンニング】の話ばかりですね。
政治・世界情勢など、他に伝えなければならないことが多い中、マスコミは日本で最も重要なニュースだと判断したから、この2つのニュースばかりを伝えるのでしょうね。

しかし常識的に考えて、過剰報道としか思えない。
今回やったことは、【カンニング】。
たかがカンニングで、何故、殺人罪並みの報道がされるのだろうか?
また、通っていた予備校の名前を出して責任者に謝罪させていたが、予備校にそこまでの責任があるのだろうか?
予備校の仕事は浪人生に対して勉強を教える事であって、人格を育てるのは家族の仕事。

河合塾は、今後客が減るような事があれば、損害分を請求しても良い気がする。

また、今回の事件は、試験管がまともな仕事をしていれば防げた可能性も有る。
この問題は、学生だけの問題ではなく、試験管の職務怠慢にも原因があるのではないのだろうか?

話は少し変わるが、今の受験システムそのものが古いような気もする。
昼の報道バラエティーで、デーブ・スペクターが『日本の受験システムは、重箱の隅をつつく様な豆知識ばかりを要求し、学生を落とすことを目的としているから問題が起こる』
と物凄くまともなことを言っていた。

日本の学校のシステムは、入り口を物凄く狭くして入りにくいようにして、出口を簡単にする方式。
大学受験でいうと、は居る事自体に意味が有るのであって、その後に意味は無い。

ライブドアの代表だった堀江さんも『東大には入る事が重要で、卒業は重要ではない。だから、東大に入って人脈を作ったら辞めて起業する方が効率的』と発言している。
だから、大学生は2回生や3回生から就職活動をする事になるし、企業もその前提で募集をしている。

しかし
学校の本来の目的は学生を育てる事なのだから、この入り口が狭くて出口が緩いシステムそのものに大きな問題がある。
この方式では、学生として一番質が高いのは入学時点で、その後4年かけて学生は馬鹿になっていくのだから、企業としては大学生は入試の難しさで判断するしかない。

今騒がれている大学生の就職難も、少子化で試験自体が形式的なものになっていて、名前さえ書けば合格する大学が増えてきているから、企業はそのような大学の生徒は取らないだけでは無いだろうか?

大学の入り口を広くして、出口を狭くし、大学を卒業する事に意味を持たせてこなかった大学側の責任は大きいといえないだろうか。

もう一つの問題点は、これからの世の中では【詰め込んだ知識を披露する】だけの試験では、人間の価値が決められないという事だ。

インターネットやそれに関する技術が進歩し、素人でも、情報の検索に仕方さえわかれば知識は常に手に入る状態となっている。
今回のカンニング手法が正にこれだ。
解らない事をいかにして調べて素早く情報を入手できるかというのは、これからの時代を生き抜く上で絶対に必要な知識だ。

生き抜く上で必要なのは、情報そのものではなく、その情報をどのようにして集め、情報を組み合わせることで新たなものを想像できるかということであって、ものを覚える事ではない。

その事を考慮すると、今の受験制度では有能な人間を見極める事は出来ないのでは無いだろうか?
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