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マネジメント P,Fドラッカー

この本は、去年話題になった小説
【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 】

の元となった本です。

簡単に書くと、マネジメントの教科書のようなもので、実際に大学の教科書などに使われているらしいです。

本を読んだ感想ですが

教科書に使われているだけあって、かなり教科書的な書き方をしてあります。

正直、高卒の僕は2度ほど挫折して3度目にしてやっと読破した感じでしたよ。


具体的な内容としては

現代社会において、殆どの人が組織に属し


個人を説明する場合においても【どの組織】に属しているのかという説明をすることが多くなってきている。

現代は正に、あらゆる仕事が組織によって行われている組織社会であり、その組織を管理するのがマネジメント。

そして

組織とは何か・マネジメントとは何か・組織の種類、といった基本的なことから始まり

何をすべきか、何を提供すべきか、ニーズは何処に有るのか、組織のあり方、報酬のあり方、などの経営の事まで幅広く書かれています。

1から順に書いていくと非常に長くなってしまう為、個人的に重要だと感じた事を順不同で買い抵抗と思います。


【我々の事業は何か、何であるべきか】

この本の中で度々出てくる言葉で、企業において最も重要な事です。

このことを瞬時に説明できない企業は企業とは呼べず、今すぐにでも意識改革をする必要があるほど重要な事柄です。

これは、『ビール飲料会社の仕事はビールを売ること』という単純な事ではなく、もっと根本的な事を指しています。

具体的には

スターバックスは、コーヒーを売る事を目的として作られた会社ではありません。

スターバックスは、オフィスでも無く家でも無い、第3の空間を提供する事を目的とした会社です。

売られているコーヒーは場所のレンタル料に過ぎず、スターバックスが行うサービスは全て、レンタルしている空間を居心地の良いものにすることを目的として行われています。


【クレームはマーケティングの恥である】

マーケティング活動というものは、消費者の求めているものを聞いた上で、サービス・物を販売する事です。

企業が物・サービスを提供する際に自分達にとって都合の良い者を売る、または、企業側が良いものと決め付けたものを押し付けるのは真マーケティングとは言えない。


【組織がピラミッド構造になるからといって、報酬もピラミッド構造になる必要は無い】

会社組織は、上に行けば行くほど報酬が上がる傾向にあり、階級の高さが報酬の高さと直結する場合があるが、これは間違いだ。

スポーツで例えるなら、オーナーや監督・コーチの報酬よりも花形選手の報酬ほ方が高いケースが珍しくない。

会社組織においても、その組織で利益を出す上で一番貢献した人が高い報酬を得るべきで、上司というだけで高い報酬を受け取るべきではない。


【社員全体の見ている方向と言語を統一すべきだ】

ある建設会社が、教会の建設依頼を受けたとして、その現場に3人の職人を派遣した。

その3人に、『あなたは、何故その仕事をしているのか?』と質問したら、3通りの答えが返ってきた。

『生活の為です。』

『最高の石を切り出す為にしています。』

『教会を建てるためです。』


この中で、会社と同じ方向を見て同じ言語を話しているのは3番目であり、一番問題なのは、2番目の答えだ。

2番目の答えは、自分が職人として最高の力を発揮する事が仕事だと思っている。

しかし、企業が使っている【仕事】という言葉は、2番目の答えを言った職人がいう【仕事】と同じ言語では無い。

企業は、教会を期限内で一定の予算内で建設する事が仕事だと思っているのに対し、職人側は最高の技術を使う事が仕事だと思っている。

建設が遅れ、この職人に対し、『仕事をしてくれ!』と頼んでも職人は建設を急ぐ事は無く、自分が納得できる最高の作品が出来るまで頑張るだけだ。



書きたい事はまだまだあるが、長くなりそうなので今日はこの辺りで。


  
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