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分散投資と集中投資

前回、【集約・集中する事によるリスク】で、資産運用のことについて書いたので、今回はそのことを掘り下げてみようと思います。

資産運用に関する本を読んだ事がある方ならわかりますが、資産運用において【分散投資】が結構薦められていると思います。
本などで勉強をした多くの人は、分散投資が素晴らしい投資法の一つだと思い込んでる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはそれは、考え方によって変わります。

考え方によって変わるとはどういうことなのか。
それは、【資産運用】に対する認識の差によって変わってきます。
【資産運用】を、お金を効率良く稼ぐ方法だと思い込んでいる人にとっては、分散投資は効率の悪い投資方法です。
【資産運用】を、自分の資産を守る為の方法だと思っている人にとっては、分散投資は有効な投資手法の一つとなります。

何故、考え方によって【分散投資】が効率が良くなったり悪くなったりするのか。
それは、分散すればするほど、【ローリスク・ローリターン】になるからです。

資産を分散した場合、一つの資産価値が上昇した場合、それと反対の位置にある資産の価値は減少します。
例を出しますと、基軸通貨のドルの価値が上昇した場合、ドル建てで売買される原油や金の価値は下がり、ドルの価値が下がると逆の減少が起こる傾向にあります。
分散すればするほど、それぞれの資産の上昇・下降が打ち消しあい、資産額の振れ幅は小さくなり、凪の状態に近づきます。

逆に、投資対象を絞れば、資産の振れ幅は大きくなるため、大儲け出来る可能性がありますが、大損する可能性もあります。

どちらが良いのかは、正直に言うと【人それぞれ】です。

多額の資産を既に所有し、その資産を守りたいと思っている人は、安定的な分散投資が良いでしょう。
逆に、元手が少なく、全て無くなったとしても問題が無い場合は、集中投資するのも良いでしょう。

資産の大きさだけでなく、投資する方の年齢も関係してきます。
定年間近・既に定年している人が、危険な投資をするのは出来るだけ避けたほうが良いと思いますが、年齢が20~30代と若く給料による安定収入がある人は、リスクを取って集中投資するのも良いでしょう。

【ハイリスク・ハイリターン】商品にどれほどの資産を割り当てれば良いかという目安ですが
一般的には100から自分の年齢を引いた割合を【ハイリスク商品】のみでしても良い割合と計算するのが良いようです。

例を出して書きますと
年齢が20歳の人が投資をする場合、8割の資産をハイリスク商品で運用しても大丈夫ですが、年齢が80歳の方は、ハイリスク商品は2割に抑えて、8割を安定資産や分散投資で運用するのが良いようです。

何故このようになるのかを簡単に書きますと、若くて仕事が出来るうちは、終了による安定収入があるので投資で少しぐらい失敗しても何とかなりますが
その一方で、年をとった場合は安定収入が年金ぐらいしか有りません。
投資で失敗した場合に取り返しがつかなくなる上、年を取って大金も持ったところで使い道もありません。
贅沢に使うといっても、良い老人ホームに入るぐらいです。

負けたときの危険性が高いにもかかわらず、儲けた時に使い道が限定されるので、年を取ってからハイリスク商品を買うよりも、若いうちに勉強がてらハイリスク投資をするほうがよいという事ですね。





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分散投資と集中投資 ②

投資は、分散投資が良いのか集中投資が良いのか。
結論から書いてしまいますと、どちらが良いというよりも、どちらがその人に合っているかで決まります。
つまり、人によって変わるので、どちらが良いとは言い切れないというのが正直なところです。

分散投資と集中投資は、どちらが安全なのか、また有利なのか。
これも、こんな書き方をいてしまうと身も蓋もないですが、人によって変わります。

具体的に書いていきましょう。
分散投資とは、前回までで説明したと思いますが、資産内容を分散する事で、投資資産の変動幅を限定してしまおうという投資法です。
その一方で集中投資は、投資対象を絞り込む事で、利益の最大化を目指す投資手法です。

安全性について書きますと、分散・集中投資の違いは、籠に入った卵に例えられます。
卵は割れやすく、絶えず注意深く監視していなければ割れてしまって、商品価値がなくなってしまいます。

分散投資の場合、どのようにして卵を守るかというと、籠の数を増やして、その籠の中に少数の卵を分散して入れることで、トータルの卵の安全を確保しようとする投資法です。
つまり、籠を10個に分散しておけば、一つの籠が盗難・破損して卵を無くす事になったとしても、残り9個があるから損失は限定されるという考え方です。

その一方で集中投資は、一つの籠に全ての卵を入れて守るという考え方です。
分散投資推進派に言わせれば、1個の籠が盗まれたり破損したりすれば、全ての卵を失ってしまうんだから、危険性が高い!という事になるのですが、集中派にも反論があります。

それは、10個に分散した場合は、10個全ての籠を監視しなければならないのだから、籠1個に向けられる注意は10分の一になる。
籠が破損する事を前提で考えれば、10個に分散すれば資産は守れる事になるが、計算上そうなるのだろうか?
10個に分散すれば籠1個当たりに注がれる注意は10分の一になるのだから、籠の卵が何らかの理由で無くなる確立も高くなる。
その点集中投資は、1個の籠に全ての卵を入れているわけだから、その1個の籠を全力で守るだけで全財産を守る事が出来る。
という反論。

両方の話を聞くと、双方の主張がそれなりに筋が通っている事がわかるはずです。

そこで最初に書いた結論に戻るのですが、集中・分散はどちらがいいのかは運用する人の性格によって変わります。

10個の籠に満遍なく注意を払い、ある程度の危険を予測して10個の籠を安全な位置に移せ、不注意で卵を割ったとしてもまだ残りがあると割り切れる人間であれば、分散投資が向いている事になります。
卵を1箇所に固め、周りに危険がないかを鋭く観察し、籠の卵に危険が迫ったときには全力で守る為に最善の策を躊躇無く打てる人間であれば、集中投資が向いているという事になります。

僕自身も、どちらが良いとはいえません。
個人の性格や考え方、投資商品によってそれぞれ変わるからです。

しかし、確実に駄目だと解る事が一つだけあります。

それは、投資商品そのものに興味が無いのに、楽して儲かると思い込んで投資する事です。
世の中に、楽をして儲けれる事は極々稀で、その僅かな儲け話が他の人を素通りしてあなたの耳に届く事は、確率的にほぼゼロです。

投資する際は、どのような場合に投資商品がどちらの方向に動くかぐらいは把握しておきましょう。

分散投資と集中投資 ③

前回までは、購入する【投資商品】の分散・集中について書いてみましたが、今回は別の視点から見た分散と集中について書いていこうと思います。

別の視点とは何なのか?

結論から書くと、タイミング。
つまり時間ですね。

購入する投資商品を限定したとしても、時間分散によってある程度のリスクを管理する事が出来ます。
また、商品を分散投資する場合でも、時間分散を組み入れることによってより安定的な運用が可能となります。

具体的なことについて書いていきましょう。

ある投資商品を購入する際に、一度で全財産をその商品につぎ込んでしまった場合、かなりリスクが増加します。
投資タイミングが上手い具合に底値で有れば、大儲けする事も可能なのですが、値動きの天井付近で購入した場合には大損する可能性があります。

では、投資タイミングを分散してみてはどうでしょう?
投資予定金額の半額を使って投資商品を購入した場合、その投資商品が上昇した場合には儲かる額は半分になってしまいますが、損する場合も半額で済みます。
投資金額を3分の一・4分の一にする事で、更にリスクは低くなっていきます。

分散して一部分だけを投資した場合、投資商品が上昇した場合に【更に買い増しする】か【利益を確定する】かを選択することが出来ます。
これらの選択肢は、一度で全財産をつぎ込んだ場合には存在しない物です。
どの選択肢を選ぶかという事が、投資戦略となってきます。

買ったものが上がるか下がるか!といったギャンブルと投資との差は、ここに存在します。
逆にいうとギャンブルも、儲かる確立を計算し、損を減らして儲けを増やすような戦略を立てられr人にとっては、ただの博打ではなくビジネスといえるかもしれません。

ギャンブルの話が出たので、昔からあるギャンブルの投資法を1つ紹介してみようと思います。
【マーチンゲール法】
簡単に書くと、2倍以上の倍率が付いているものに賭け、外れたら倍賭します。

ルーレットの赤・黒で例えますと
1枚張って負けたら2枚張り、負けたら4枚・8枚16枚と倍賭けします。
4回負けて5回目に当たった場合、5回のトータルの掛け金は1+2+4+8+16=31となり、最後の16枚が倍の配当で32枚になって返ってくるので、収支は1枚プラスとなります。

このマーチンゲール法の一番重要な点は、何回まで連続で負けることを想定するかという事に尽きます。
5回負けを想定した場合、6回目を外すと全財産が無くなります。
では、負け回数の想定を多くすればいいのかといえば、賭ける回数を分散すればするほど、儲けは少なくなります。

マーチンゲール投資法の場合、最初の掛け金が倍になって戻ってくるだけなので、多くの回数に分散した場合は最初の1回目の掛け金が物凄く少なくなることになります。

資産運用についても同じ事がいえます。
分散しすぎた場合、儲けるチャンスを逃す事になり、集中しすぎると、一度の失敗で市場から退場を余儀なくされます。

どの割合でどのタイミングで投資すれば良いのかは、投資商品それぞれで変わるので
一番良いのは、自分と一番波長が合う商品や投資法を選ぶのが良いと思います。




投資は自己責任でお願いいたします。

時間分散投資のいろいろ

今回は、投資方法の具体例を書いていこうと思います。
前回までで、投資タイミングを分散する時間分さんの考え方を紹介しました。
今回は、具体的な投資方法の紹介をしようと思います。

念のために行っておきますが、ここで紹介する投資方法は、【儲かる投資方法】などではありません。
あくまでも、この様な投資方法が有るというだけで、儲かる事を保障するものではないので、投資の際には自己責任でお願いします。

紹介する投資法は、3つです。

・上昇相場でのピラミッド投資法
・下降相場でのピラミッド投資法
・ドルコスト平均法

上昇相場でのピラミッド投資法から。

ピラミッド投資法というものを簡単に説明すると
自分の資金をピラミッドの幅、高さを値動きと考えてもらえれば分かりやすいと思います。
ピラミッドの形は三角形ですよね?
なので、投資対象の価格の低いところで多額の資金を注ぎ込んで多くの資産を買い、投資対象の価格が高いところでは少ない資産を買うという方法です。

いわゆる買い乗せ・買い上がりといわれる手法で、上昇相場の中で投資商品を買い続けることで、利益の最大化を計ります。
注意点としては、買えば買うほど損益分岐点が引き上げられる事となるので、買い付けている資産の上昇力が弱くなったと判断した場合は、速やかに撤退する必要があります。

次に、逆ピラミッド投資法。

先ほど説明したピラミッド投資法と真逆の事をします。
簡単に書くと、上昇すればするほど購入資産を増やす事で、利益の最大化を狙います。
ピラミッド型が、殆どの資金を低い価格で買っているのに対し、逆ピラミッドは殆どの資金を高値で注ぎ込む事となるので、利益確定のタイミングはかなり難しくなります。

ピラミッド・逆ピラミッドの長所短所を書くと
ピラミッドは最初の段階で多額の資産を注ぎ込む為、最初のタイミングを計るのが大変難しいです。
投資した直後に投資商品が下落に転じた場合、大量の資金を注ぎ込んでいる為に損失も大きくなりがちです。
その為、失敗したと判断した場合には速やかに撤退する必要が出てきます。

逆ピラミッドの場合は、最初の投資金額が最も少ない為、投資初期の方向転換が比較的楽になります。
上昇相場を見極めながら資金を注ぎ込んでいくので、価格が上昇すればするほど判断が重要となってきます。
また、価格が上昇したところで多くのポジションを持つ為、損益分岐点が上昇しやすく、最後の利益確定のタイミングを見誤る事で、投資が失敗してしまう可能性もあります。

どちらが良い・悪いは一概には言えません。

最初の見極めが得意な人はピラミッド型にすれば良いですし、相場の持続力を見るのが得意であれば、逆ピラミッドが良いでしょう。


次回は、下降時におけるピラミッド投資法を書く予定です。

時間分散投資 下降局面でのピラミッド

下降時においてのピラミッド投資法です。

上昇局面でのピラミッド投資法は2種類ありましたね。
最初に多めの資金を注ぎ込んで、上昇した際に買う場合は買い付け金額を増やさずに買う方法。
最初は少しだけ買い、上昇するたびに前回注ぎ込んだ額よりも大きい額を投資していく方法です。

上昇局面のときは2つの方法がありましたが、下降局面においては方法は1種類のみで、それ以外の方法は勝負から降りるしかありません。
では、下降時のピラミッド投資法は、どの様な投資法が良いのか。
結論を書くと、下に行くほど投資金額を増やしていくしか道はありません。

何故下降局面では投資方法が限定されるのか。
理由は物凄く単純です。それは、下降局面で買い下がりの場合、前回投資額よりも少ない金額で買い増しを行っても、損益分岐点が下がらないからです。

具体例を出して考えて見ましょう。
100万の資産で、1株100円の商品を買うとします。
100万のうち50万を1株100円の金額で買い、その後30万20万と資産が半分の50円・更に半分の25円になった場合に買い付けるとします。

購入資産の内訳は
5,000株+6,000株+8,000株となり、保有株式は19,000株となります。
一株25円まで下がっているので、株の価値は47万5千円。
100万円を注ぎ込んでいる為、倍以上の価格にならない限り損失発生する事となります。

では、下に行くほど買い増し金額を増やした場合を考えましょう。
20%⇒30%⇒50%という順で、株価がそれぞれ100万・50万・25万で買い増しするとします。
株の保有数は
2,000株+6,000株+20,000株で、保有株式数は28,000株になり、1株25円換算で70万円となります。

2つの例を、25円の株価がどれほど上昇すれば損失がなくなるかを、上昇率で考えると
最初の50%⇒30%⇒20%と購入金額を少なくした場合には、2.1倍にならないと損失は消えません。
しかし、20%⇒30%⇒50%と下に行くほど購入金額数を増やした場合、1.4倍になれば損失は消えます。

どちらの方が難易度が高いかを考えれば、答えは見えてきますよね。

投資の世界では、下降局面での買い下がりを【難平買い】(ナンピン)と呼び、基本的には下に行けば行くほど買い金額を増やしていきます。
しかし、下降局面で最も重要なのは、実は早期の損失確定だったりします。

何故、損失確定、いわゆる損切りが重要なのかというと、その銘柄が欲しいのであれば、わざわざ下降局面で買い増すということをせずに、下がりきるのをまってから買うほうが効率が良いからです。

前回の100円の株価が25円まで下がる場合を例にして考えると
100円50円25円と買い下がるのではなく、100円で買ったものが90円に下がったら損失を確定し、25円まで下がりきってから買ったほうが効率が良いですよね。

最初に買うのを【打診買い】といい、試しに買うためにこのように言います。
本格的に買うわけではないので、当然投資金額は少なめに設定するようにします。

この様な投資方法であれば、最初に思惑通りに動かなければ、さっさと売ってしまえば良いので、損失は限定されますよね?

つまり、基本的に下降局面では損切りが重要視され、戦略上どうしても下降し続ける資産を保有しておきたければ、下に行くほど買い付け金額を増やしていく事が、下降局面においての投資法となります。











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