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初心者の経済入門

経済の事をわかりやすく説明する為のカテゴリーを作る事にいたしました。

TVや新聞でも【経済】を扱っているコーナーは有りますし、このブログでも【経済】関連の事を書いている事が多いのですが

どうもウケが良くない感じが致します。

これは、多くの人が経済という物に関心が無いのかとも思ったのですが

自分に直接関係している部分だけには興味を持つ人が多いんですよね。


部分的に興味を持つとは、学生であれば『景気が良くならないと就職活動が大変になる』

社会人であれば『景気が良くならないと売り上げや収入が増えない』といった感じです。

しかし、部分的に興味を持っている人の多くも、専門家の意見を聞くだけでなんとなく納得している人が多いようにも思えます。


自分が信用できる人の意見を聞くのも良いとは思うのですが、それよりも大切な事って、自分で考えて自分の意見を持つ事だと思うのです。

だって、その【自分が信用している人】の意見が、間違っている可能性だってあるわけでしょ?

ここまでは多くの人が賛同してくれるとは思うのですが、多く人が一歩踏み出すのをためらう原因、または、踏み出しても勉強を止めてしまう原因になっているのが

難しすぎる【経済学】という物なのでは無いでしょうか。


僕も勉強しようと思って【経済学入門】なんて本を買って読んだ事があるのですが

内容は理論や数式ばかりで、本を読む気持ち自体が萎えるような書き方。

これでは、勉強をする気すら起こりませんよね。

更にいうと、【経済理論】や【経済で使う数式】は、実社会を生きていくうえで最低限必要な知識では無いですし

殆どの人は、経済ニュースや記事を読んで自分で少し先の経済見通しが出来て、仕事や生活にプラスに出来れば良いという程度にしか考えて無いはずです。

そして、個人的にはその考え方は正しいと思うのです。


経済学を本気で勉強したとしても、経済の先行きを完璧に予想する事は【不可能】です。

また、【株】などの変動する金融商品を利用して簡単に儲ける事も【不可能】です。

しかし、多くの人が基本的な【経済】について知らない為

【経済学】は凄いものなんだ

賢い人は、未来の事もわかるし、楽して儲けられるんだ!


などという幻想を抱いてしまい、良く解らない詐欺などに引っかかったりするのではないでしょうか。

という事で、【難しい理論】【数式】を削って、解りやすく経済を説明するような記事を書いていこうと思います。


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初心者の経済入門 ~需要と供給

経済の基本になっているものは

【需要】と【供給】です。

需要とは、消費者(物やサービスを欲しいと思っている人)の事で

供給とは、物やサービスを提供する事です。

この【需要】と【供給】のバランスによって、物の【価値】や【値段】が決定されます。

簡単に書くと

Aという商品は物凄く人気があるけど、生産数が少なくて直ぐに売切れてしまうという現象が起こっている場合。

【供給】よりも【需要】の方が多い状態になっているので、価格は上昇しやすい傾向にあります。

逆に

Bという商品は、物凄く大量に生産されていて、店に行っても確実に在庫はあるのに人気が無く売れ残っている場合。

【需要】よりも【供給】が上回っている為、生産量が変わらない場合は価格は下落しやすいといえるでしょう。

この現象を図にしてわかりやすくまとめた物が、昔学校で習った需要曲線と供給曲線の交わる図です。

imgres.jpg


具体的に例を出すと

エルメスのバッグは、買いたい人は多いのに生産量が追いついていない為、購入待ちなんて状態にまでなってますよね。

この様な状態では、バッグは定価よりも高い値で売却できるケースが出てきます。

もう一つ例を出すと

2011年の2月13日時点で、ソニーから発売されている携帯型ゲーム機のPSPの販売価格は、ネットショップやオークションなどで定価よりも高い値段で取引されています。

この現象は、2010年に発売されたモンスターハンターP3rdというソフトが大当たりし、そのソフトを体験したいが為に、PSP本体をもっていない人がPSPを購入した事によって起こりました。

つまり、一つのゲームソフトによって【需要と供給のバランス】が崩れたのです。

しかしこの現象は、PSP本体が供給され続ける事によって解消するでしょう。

ゲーム機本体は、一度購入すると故障しない限り使えるわけですから、【供給】は減少する

つまり、PSPを購入した人は『ゲームを購入したい』と思うグループからは外れるわけですから、欲しいと思っている人は徐々に減り始める。

商品の製造販売である【供給】を続ける事で、このバランスは以前の様に戻るわけです。

そして、商品を欲しいと思っている人である【需要】を、生産数である【供給】が大きく超えてしまう事によって【需要と供給のバランス】である【需給バランス】が崩れた場合

今回とは逆に、定価よりも安い値段で販売されるという現象が起こるでしょう。


これが、経済の基本的な事である【需要】と【供給】です。

物凄く基本的なことですが、今後の考え方の全てに関わってくるといってもいいほど重要な事だったりします。

TVの討論番組などではこの【需給関係】を無視した理論を展開する専門家なんかも存在しますので、このことは覚えておくほうが良いです。



初心者の経済入門 ~金利

今回は、金利の話です。

身近にある金利といえば、銀行や郵便局などに預貯金をした時に貰える【受け取り金利】と

銀行や消費者金融などの金融機関からお金を借りたときに支払わなければならない【支払い金利】などがありますよね。

あの金利って、一体何を基準に決められているのでしょう?

今回は、そんな金利に関わるお話です。

金利には、長期金利と短期金利が存在します。

長期金利はそのままで、長期的にお金を借りたり預けたりした場合に適用される金利です。

短期金利はその逆で、短期的な資金の貸し借りに適用されます。


具体的に例を挙げると

借りる場合では、住宅ローンや企業が設備投資をするために長期的にお金を借りる時には長期金利

預ける場合では、10年定期の預貯金などがこれに当たります。


短期金利は

預ける場合では、いつでも引き出す事が可能な普通預金

借りる場合では、企業が運転資金や目先の決済の為に借りる金利のことです。


この2つの金利は、基本的には短期金利の方が低く、長期金利のほうが高いです。

金利は、貸し借りの期間が短くなれば短くなるほど低くなり、期間が長くなれば長くなるほど高くなる傾向になります。

銀行預金で例えると、1年定期よりも10年定期の方が利率は良いですよね。

この様な期間と金利の関係ををグラフにすると右肩上がりの曲線の様になる為、期間と金利との関係をイールドカーブ(利回り曲線)と呼ばれます。

イールドカーブ


何故この様な形になるのかといえば、目先の事は簡単に予測する事が出来ますが、長期的なことは予測する事が難しいですよね?

その【予測する事の難しさ】が、金利の上昇という形で現れているのです。

今の日本で例えると、日本の短期金利はほぼゼロです。

その短期金利と同じほぼゼロ%の金利で10年先までお金を貸す契約をしちゃった場合、もし10年後に景気が良くなってて全体的に金利が上昇していたら、損する事になりますよね。

その損失が出てしまう可能性(リスク)の分だけ、長期金利は高くなります。

普通の状態では基本的に右肩上がりの曲線なのですが、経済状態によっては期間と金利との関係も若干変わる事があります。

例を挙げると

イールドカーブの【フラット化】【逆イールドカーブ】【スティープ化】などですね。

イールド種類

画像借りました
http://www.nsspirit-cashf.com/yougo/yougo_yield_curve.html

【フラット化】は、その名の通り、短期金利と長期金利との金利差が縮まって、イールドカーブが水平に近いフラットな形になってる状態です。

【逆イールド】は、イールドカーブが逆方向になっている状態。

【スティープ化】は、長期金利の上昇の仕方が急激になっていて、カーブの角度が急になってる状態です。


専門用語やその意味を覚える形で勉強を進めるよりも、何故その様な形になるのかを考える方が経済を理解する近道だと思うので、上の3つの単語は無理して覚えなくて良いです。

後に、何故そのように成るのかを書いて行こうと思うので、そちらを参考にしてください。

それでは次回は、金利の決まり方について。



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初心者の経済入門 ~金利2

短期金利・長期金利のそれぞれの水準は、それぞれの市場によって決まります。

短期金利は【短期金融市場】で決まり、長期金利は【長期金融市場】で決まります。

どのようにして決まるのかといえば、簡単に書くと【需要】と【供給】のバランスによって決まります。

お金を貸したい【供給側】よりも、お金を借りたい【需要側】の方が多ければ金利は上がり、逆の場合は金利は下がります。


【短期金融市場】と【長期金融市場】は、それぞれが更に細分化されますが、そこまで細かい事は興味がある人が自分で調べれば良いレベルなので、ここでは省きます。

長短二つの金融市場で重要視されているのが

短期の場合は【無担保コール翌日物】

長期の場合は【10年もの日本国債】です。

正直、経済の専門家を目指そうとでも思っていない限り、この2つを覚えておくだけで良いと思います。

【無担保コール翌日物】は、日銀が短期金利の誘導目標をする際の金利で、市場操作もこの市場で行われます。

【10年もの日本国債】は、住宅ローン金利などの基準になる金利です。


上記では、金利は需要と供給で決まると書きましたが、それだけではピンと来ないと思いますので、10年もの国債を使って金利の推移を説明しようと思います。

解りやすくする為に、金利が5%の日本国債があると仮定します。

10年償還で金利が5%という事は、100万円で買った国債が10年後には150万になる計算になります。

100万円の5%の5万円の金利を10年間受け取るので、利息が50万、元金100万であわせて150万ですよね。

この、10年後に150万円になる債権をいくらで買うのかというのが、国債市場です。

100万で買えば金利は5%ですが、75万円で買えばどうなるでしょう?

元金75万円に対して、金利が10年で75万貰える事になりますので、金利は10%です。

逆のケースで、125万で購入すればどうなるでしょう?

元金125万に対して金利が25万しかつかないので、金利は2%まで下がります。

元々の元金が100万円の額面で発行されている債券を、75万で売る人や125万で買う人はいるの?と思われるでしょうが

それが存在するわけです。

例えば、この先景気が悪くなって、資金の循環が悪くなるのでは?と予測する人は、金利が高いうちに債権を購入したがります。

債権は発行額が決まっているので、欲しいと思っても一度出回った後では早々買えるものではありません。

ではどうするのかというと、債券市場を通して、債権を持っている人から買うわけです。

逆に、そんなに景気は悪くならないんじゃ?と考えている人にとっては、高く買って貰えるなら売却した方が特になるので、市場を通して売るわけです。

今回は景気が悪くなるという予測での売買を説明しましたが、景気が良くなる場合は逆のケースが起こります。

景気が良くなって資金が循環しやすくなると、他の金融商品を持っている方が得だと考える人が多くなる事で、債権を売る人が多くなります。

そうすると債券価格が下落し、需要と供給が合致するところで価格が決定されるわけです。


これが、金利が決まる仕組みです。

ようは、10年後償還される債券をいくらで購入するかというオークションによって決定します。

このオークション形式というのは、債権に限らず、株・為替などもオークション形式なので、覚えておくといいでしょう。

注意が必要なのは、普通のオークションが売り物1つに対して購入意欲がある人が複数居るのに対し、金融市場のオークションの場合は、売り手と買い手が両方複数いることです。

売り手は、ライバルである同じ売り手よりも安い値段を提示すれば売りやすくなりますし、買い手は、同じ買い手の中で最高額を提示すれば直ぐに買えます。

お互いが複数なので、取引が成立しても取引はずっと続く事となります。



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初心者の経済入門 ~金利3

前回までは基本的な金利の決まり方を書きましたが
今回は、個人・企業が銀行やノンバンクなどからお金を借りる際の金利の決まり方を簡単に書いていこうと思います。

個人・企業がお金を借りる際に影響するのは、単純に借りる側の【信用力】です。
信用力が高ければ高いほど金利は安くなり、信用力が低ければ低いほど金利は高くなります。

社会的信用が高く、銀行から一番低金利で借りれる金利の事を【プライムレート】といい、1年以内のものは【短期プライムレート】、それ以上のものを【長期プライムレート】といいます。

この【プライム】という言葉、どこかで聞いたことはありませんか?
そう、数年前に世界経済に大打撃を与えた【サブプライムショック】の【プライム】ですね。
【サブプライム】とは、プライムが信用力が高いのに対し、サブプライムは信用力が低い事です。
【サブプライム問題】を簡単に説明すると、信用力が高くなく、本来は高金利で貸さなければならない人たちに安い金利でお金を貸してしまい、銀行をはじめとする金融機関に大きなダメージを与えた問題です。

何故、信用力が低い人たちにまで低い金利でお金を貸したのかというと、その当時のアメリカの土地価格は右肩上がりで上昇していた為、借り手が返済不可能になれば土地を没収して転売すれば融資金額と利息は簡単に回収できたからなんですよ。
しかし、土地価格の上昇が止まって下落しちゃった為に、土地転売によって融資金額の回収が困難になっちゃったため、金融機関にその差額分の損失が発生しちゃったってわけですね。

少し脱線してしまいましたが
金利というのは慎重に決めなければならず、間違った金利で貸してしまうと【貸し手】【借り手】どちらかが損失を被ってしまう可能性が有るというのはわかってもらえたと思います。

では具体的な金利の決まり方。
上にも書きましたが、信用力によって決定します。

何故信用力で金利が大きく変わるのかというと、お金を借りた人が確実にお金を返すのであれば、全ての人の金利は同じでも問題は無いのですが、世の中には借りたお金を返さない人も多く存在するんです。
借りてそのまま逃げる人や、借りてから自己破産する人が存在する事で、金融機関は信用力が低い人にお金を貸すと帰ってこない可能性も考えなくてはならないので、そのリスク(可能性)の分だけ金利を上乗せするんです。

具体的に数字を出してみましょう。
10人の人に10万円ずつ、合計100万円の融資をしたとします。
そのうちの1人が借金を返さずに自己破産した場合、金融機関は10万円の損失が確定するため、他の人たちからの金利収入で穴埋めしないと事業として赤字になってしまいます。
仮に金利を10%で貸し出していれば、他の9人がしっかりと返済したとしても金融機関が回収できる元金は90万万円で金利収入は9万円となるので、貸して側は1万円の赤字となります。
(解りやすく年1回払いの計算です。実際には、月々返済の場合は元金を返済した分の金利は払わなくて良いので、金融機関の受け取り利息は更に減ります。)

赤字になってしまうと、金融会社は事業そのものが成り立たない為、金融会社は人の返済能力によって金利を変化させます。
上の例で言えば、金利10%だと赤字でも金利20%なら黒字が出ます。
この信用力の見極めこそが金融会社の一番重要な仕事だったりするんですよね。

また、信用力以外にも借りた資金をどのように使うのかによっても金利は変動します。
ショッピングや旅行などで消費してしまう場合は、金利は高めになります。
その一方で、土地や家などの資産を購入する場合は、その人自体に返済能力が無かったとしても、土地を担保にして貸し出せば、土地代金分は回収できるため、金利は安くなります。
何かを買うのではなく、事業などを始める為にお金を借りる場合も、消費よりかは安い金利で借りられます。
しかし、何においても一番重要なのは信用力です。

つまり、これからお金を借りようと思っている人は、『借りたお金は確実に返す人』だという事を認めてもらえば、金利は安くなります。

金融会社に認められる方法としては
真面目に働く・定期預金などで計画性を持って預金する・お金を借りた場合は期限内に確実に返す
というような行動を積み重ねる事により、信用力がアップします。

人として当たり前のことなのに、意外とできていない人が多いので気をつけましょう。

このことを踏まえて考えると、上限金利削減と過払い金請求がおかしい事に気がつきます。

というのも、何度も書いていますが、金利は人の信用力によって決定します。
30%で貸し付けていた金利を20%まで引き下げるという事は、信用力が低く、本来20%で借りることが出来なくて30%で借りていた人の金利まで引き下げる事になってしまいます。
当然、金融機関側から言えば、法律が変わると同時に全額返してもらわないと計算が合わなくなるのですが、国がしたのは過払い金の返還要請。
つまり、30%で借りてて返済できなくなって自己破産した人からは回収できないが、30%でやっと借りれる程度の信用力が低い人がお金を返済すれば、差額の10%は返さなくてはならない。

こんな条件では事業そのものが成り立たなくなるため、武富士は潰れましたね。

上限金利引下げで喜んでいる人も居たかもしれませんが、この記事を読んでもらえばわかるとおり、今まで30%でしか借りられ無かった人は今後お金を借りる事は出来ません。
何故なら、上限金利が引き下げれらるという事は、貸す側がの最低限必要な信用力の引き上げを行うため、20%以下で貸しても良いほど信用力を持っている人意外は審査に通らず門前払いされるようになります。;


つまり、今まで30%で借りてた人は闇金からしか借りられなくなるって事です。
まぁ、過払い請求したりして被害者面してたんだから仕方の無いことなのですが。













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