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行動経済学 その1

数年前から話題になっている【行動経済学】のお話です。


行動経済学の説明の前に、経済学の話をチョコッと

経済学っていうのはまず最初に前提条件みたいのがあって、その条件の中だけでワークするんですよ


その前提条件ってのは
『人間は選択肢を選ぶとき、自分の一番利益になる答えを選ぶ』

というもの。

書くと一行なんですが、問題はこの条件を満たしてる人間がこの世にいないこと


???

と思ってる人もいると思うんですが

『自分の一番利益になる答え』を選ぶとは

今現在の自分の状態と周りの状態、そこら中に飛び交ってる情報をを完全に把握して、極近い未来からかなり遠い未来において一番いい状態を維持できる選択肢を選ぶ。


そんなことができる人間がいると思います?

みなさんは何か決断するとき、数ある選択肢を選んだ後の状態をすべてシュミレーションして、一番いい答えを選んでますか?


そうしてる人もいるでしょうし理想としてはそうしないと駄目なんでしょうが、殆どの人が目先のトラブルを乗り切るための選択肢しか選べてないと思います。

よく考えてる人でも、一歩先とか二歩先ぐらいしか先を読めてないと思います。。。


解りやすくする為に、下の問題について考えてみてください。


①あなたはあるゲームで80%の確立で100万円もらえる状況になりました。

でも、このゲームを降りることもできます。

降りた場合は、70万円が100%の確立で貰えます。

あなたはゲームに挑戦します? 降ります??

②あなたは、①の状況と逆の立場に立つことになりました。

しかし今回、プレイヤーにゲームをさすか降ろすかの選択権はあなたにあります。

降ろした場合は、100%70万円を払わなくてはなりません。

ゲームを挑戦させた場合、80%の確立で支払い。
つまり、20%の確立でお金は払わなくてもOKです。



あなたは、ゲームをさせますか? 降ろしますか?


③あなたは芝居の前売り券を3000円で買いました。

当日、あなたは芝居を観に会場まで行きましたが、その時に芝居のチケットを無くしてしまってる事に気が付きました。

あなたは、さらにお金を出して当日券を買い芝居を見ます?  それとも観ません??


続きと怪盗はまた次回に。


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行動経済学 その2

前回書いた問題に対する回答です


この回答は、あくまで『経済学』が前提としている人がとる行動の事なので

なので、この回答と違った答えをしたから変わった人だというわけではありません。


まず①と②

これは、考え方的に同じなので説明も一緒にします。

問題は

①あなたはあるゲームで80%の確立で100万円もらえる状況になりました。

でも、このゲームを降りることもできます。

降りた場合は、70万円が100%の確立で貰えます。

あなたはゲームに挑戦します? 降ります??

②あなたは、①の状況と逆の立場に立つことになりました。

しかし今回、プレイヤーにゲームをさすか降ろすかの選択権はあなたにあります。

降ろした場合は、100%70万円を払わなくてはなりません。

ゲームを挑戦させた場合、80%の確立で支払い。

つまり、20%の確立でお金は払わなくてもOKです。

あなたは、ゲームをさせますか? 降ろしますか?

でしたね


経済学が前提としている【経済合理性のある人間の出す答え】は

①挑戦する ②降ろす

考え方としては、『期待値』というものを考えます。

このゲーム、①の場合は80%の確立で100万円もらえるので、ゲームを何回もやり続けた場合1回あたりの取得金額は80万円に近づいていきます。

なのでこのゲームは期待値で見た場合、80万円を貰うか70万円を貰うかという選択なんですね

期待値で見た場合、挑戦した方が10万円分取得金額が多いので、答えは『挑戦』ということになります。


②の問題はこれと立場が逆になっただけなので、『降ろす』を選んだ方が10万円分支払い金額が減りますよね?

この2つの問題は心理テストみたいなもので、選んだ答えによって性格のタイプが分かれるみたいですよ。w


1. ①挑戦する ②降ろすを選んだタイプ

合理的な考えができるタイプ

2. ①降りる ②降ろす を選んだタイプ

保守的なタイプ

3. ①挑戦する ②挑戦させるを選んだタイプ

ギャンブラータイプ

って感じみたいです

1の合理的な考えができるタイプは、そのままのペースで行けばいいみたいですよ

2のタイプも、特に問題ないみたいです

もうちょっとリスクを取ってみるのも悪くないかも??

3のタイプは、賭け事大好きタイプ

ギャンブルは遊びの範囲で楽しむといい感じですよ


で、最後

4. ①降りる ②挑戦させる を選んだタイプの方。。。


この選択肢を選んだタイプは、ちょっと用心した方がいいかも。。。

4の方の傾向として、利益は極わずかでも確保したがるが、損失を被った場合は適切な対処をせず、さらに傷口を広げる結果になるみたいです。。。

このタイプの方は投資や儲け話を持ちかけられても、断るのが良いかも知れません。。。




続いて③の問題

③あなたは芝居の前売り券を3000円で買いました。

当日、あなたは芝居を観に会場まで行きましたが、その時に芝居のチケットを無くしてしまってる事に気が付きました。

あなたは、さらにお金を出して当日券を買い芝居を見ます?  それとも観ません?


答えは

『観る』です


それでは解説

チケットをなくした時点で、観に行こうが観に行くまいが3000円という損失は確定なわけですよ。

つまり、無くす無くさないで答えが変わるのはおかしいと言うのが、経済学が前提においている合理的な行動なんですね

式でかくと

A=B が成立してるときに、左辺と右辺から同じ数字を引いても、『=』は変わらないということでう所

A-3000=B-3000

ということですね。

決して

A-3000>B-3000になったりしないんです。



でも実際に『人』にアンケートを取ると、変わらないはずの答えが変わるんですよね~

これは人が直前にとった、または今自分が置かれてる状況が、その後の行動にかなりの影響を受けるからです。


たとえば、①の問題。

桁を少し変えればどうでしょうか??

①あなたはあるゲームで80%の確立で100億円もらえる状況になりました。

でも、このゲームを降りることもできます。

降りた場合は、70億円が100%の確立で貰えます。

あなたはゲームに挑戦します? 降ります??


殆どの人がゲームを降りると思います。

70億有れば、一生豪遊できて生活には困らないですからね


では①の問題の前に、条件を付け足してみたら?

あなたは70万円の借金をしています。

返済期限は明日に迫ってます。

そんなあなたにチャンスが!!

あなたはあるゲームで80%の確立で100万円もらえる状況になりました。

でも、このゲームを降りることもできます。

降りた場合は、70万円が100%の確立で貰えます。

あなたはゲームに挑戦します? 降ります??


この場合も、降りる人が殆どなのでは?



つまり、人とは状況によって合理的な選択肢を選べないわけですよ。

とするなら、今までの経済学は机上の空論ってことになってしまいますよね。

だって、前提条件が狂ってしまってるわけですから。。。


それを、実践で使える状態にしよう!!

って事で作られたのが、『行動経済学』らしいです


なんとなく面白そうじゃないですか?



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行動経済学 ~経済は感情で動いている その1

行動経済学とは経済学の前提となっている条件自体を否定して、今まで以上に日常で役立つように改良したものです。

具体的に言うと、経済学は前提として『人は近い未来と遠い未来を完全に予測して、合理的な行動を取る』という前提があるのですが、この点に疑問を持ち、『人ってそんなに合理的には動けない』ということを前提として、新たに考え出されて物です。

僕が読んだ本は入門書みたいなもので、経済よりも心理的な事

選択肢を選ぶ際に、人の感情がどのように働いているのか?

ということを中心に書かれていました。


この本では人の心理状態を理解するために数々の簡単なゲームという名の実験をして、実験結果から人の行動を推測するという大変分りやすい形で書かれていました。

経済学を学校できっちりと勉強していない僕にとっては、この方が読みやすかったです


ということで、この本を読んでの感想。


何人の人を対象にして実験が行われたのかは書かれていませんでしたが、実験結果から人は善人が多いということが分りました。

具体的な実験を例にだすと



Aの人に1000円を与えて、Bの人にいくらかのお金を渡す権利を与える。

金額はAの人に決める権利がありBの人はその金額を拒否する権利はあるが、拒否した場合は双方の所持金は0になる。




この条件で実験を開始すると、大体の人が30~50%のお金を渡したらしいです。

この実験結果は、経済学の常識を当てはめて考えると、かなり変な行動です。。

前回書いた行動経済学を読み直していただければ解るのですが、経済学が前提としている【経済的に合理的な行動を取る】人間は、自分の利益が最大になる行動を取ります。


その前提を踏まえて考えると、Bは拒否すると1円も貰えないのでどんな値段でも承諾する。

Aが合理的な考え方をした場合、Bはどの値段でも承諾するということを知っているため1円を提示する。

Bは、0円よりは1円の方が得なのでそれを承諾する。

この流れが、経済学が前提としている『人』の考え方なのですが、実際に実験をすると大半の人が1円以上の値段を提示。


双方の心理状態とすれば、Aの人は『あまり低い値段を提示すると、怒って拒否してくるのでは?』

という想像が働いたからでしょう。

自分に当てはめれば解りますが

B側の人間も、あまりに低い金額だと怒ってしまい、自分の損得を考えずに拒否するといった事もあるでしょう。


そのほかの実験としては


AにBに対して投資する機会を与えます。

Aが投資した金額の3倍の金額を、Bが受け取る権利があります。

投資金額を受け取ったBは、配当金としてAにお金を払うことが出来ます。

配当金は義務ではなく権利なので、支払わなくても良いです。





この方法で実験をした場合、Aが投資した金額が多ければ多いほど配当金は多く払われる傾向にあったみたいです。

Bとしては一番儲かる方法は、Aから多額の投資を引き出して配当を出さないというのが一番儲かる方法なのですが、実際には殆どの人が配当を支払ったようです。

この実験結果から、『人は期待されると、それに対して答えようとする』という結果が導き出されたみたいです。


そのほかの実験もかなり多いものがありました。。。。




数人でグループを組み、最初に1000円渡される。

プレイヤーは、ターンごとに場に寄付する権利が与えられる。

寄付された金額は2倍され、全プレーヤーに配られる。

これを数ターンやる。




この実験結果は最初はみんな寄付するのですが、途中から皆が『誰かが寄付するのを待ってたほうが得なんじゃ?』と思い出し、寄付率が下がっていく。

この結果から感じ取れることは

最初は皆寄付するが、誰かが寄付をせずに待ってたほうが得なのでは?と思い出して寄付をケチりだすと、自分だけが寄付するのが馬鹿らしくなり、次第に協力しなくなっていく。

というもの。

しかし、これに『処罰』と言うルールを加えると、面白い実験結果に。



『処罰』は、100円のコストを支払って、指定の人に300円の罰金を支払わすこと。

この300円は、処罰した人には行かずにゲームから消滅するものとする。




この処罰は、実行した側も100円のコストが生じるにもかかわらず、実行する人が結構いたみたいで、実行した人の殆どが平均以上の寄付をした人。

処罰された側は、平均以下か寄付しなかった人が殆どだったみたいです。

この実験と一つ前の実験の実験結果での大きな違いは、前回が協力率が徐々に低下していたのに対して今回は下がらず、しかも、絶えず前回の協力率を大きく上回ったということ。

これらの実験結果で

『人は、自己犠牲を払ってでも『利己的』な人間には処罰を加える。

『利己的』な人間は処罰を恐れ、『協力的』な人間を装う。

結果として、皆がより多くの利益を得られるようになる。』


これらの実験結果をまとめると

人は『利己的』な人間を嫌う傾向にあり、自分のことしか考えていないと判断した場合、自分は損をしてでも行動でそれを示す。

殆どの人はそのことを知っているため、『利己的』と思われないように相手の事を考えた行動を取る。

また、人は自分に対して『協力的』な人間に対して、『協力』という形でその行為を返そうとする。

逆に『非協力的』な人間に対しては、『処罰』と言う形で自己犠牲を支払ってでも自分の意思を伝えようとする。


って感じ

この実験を通して作者は

『人は感情の存在によって一見合理的な判断は出来てはいないように見えるが、感情の存在によって合理主義者に比べ、より合理的に動くことが出来る。』

と主張していました。

世の中が合理的で利己的な人ばかりだと、結果的に非合理的になってしまうんですよ。

例えば2番目の投資ゲームの場合、両方が資金を最大に増やすためにはAが全額を投資して、Bが資金の半分を配当で出せば両方が儲かります。

しかし両方が利己的であった場合、B側から観れば投資金額を全額もらって配当を出さなければ利益は最大になるわけですから配当金は出しません。

Aはその事を分っているため、Bへの投資はしません。

結果として、資金の移動は行われる事はありません・・・

これを実際の経済に当てはめると、経済は動かない事になります。

それでは、あまりに非合理的ですよね。。


そのほかにもこの本には色々なことが書かれていたわけです。

大きな目標と小さな障害があった場合、どちらが優先されるか。

障害が目の前に迫った場合どういう行動を取るのか?

また、大きなショックが有った場合人はどう行動するのか??

などを、自然現象を使って書かれたりしていました。


次回は、読んだあとの個人的な感想などを書いていこうと思います。

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行動経済学 ~経済は感情で動いている その2

自然現象。

つまり、自然の中に存在する法則って、実は人の心にも同じような法則があるのではないでしょうか。

例えば慣性の法則。

これは物が力を加えられない場合その場所に留まろうとする法則ですが、人の心にも影響してたりします。

例えば自分自身の心に殆ど変化が無い状態で周りの状況が急変した場合、殆どの人が混乱して『元の状態』に戻りたいと思う人が多いはずです。

また、自分の選択によって急激な変化が訪れるかもしれない可能性がある場合、より変化が少ない選択肢を選んでしまう人が多いと思います。

この状態って、人の心が周りの急激な変化に流されるのを嫌って、その場に留まろうとしてる『慣性の法則』に当てはまってません?


前回の日記で紹介した『行動経済学』の本で、これに関する実験とその結果が書かれていました。

実験としては



あるグループに3ドル相当のチョコレートを渡す。

別のグループには、3ドルをそのまま渡す。

全員に渡し終わったところで手持ちの3ドルまたはチョコレートを、交換所で交換できることを伝えます。

同じ価値があるチョコと3ドルを、どれぐらいの割合の人が交換するのでしょうか?




結果としては、殆どの人が交換をしませんでした。

なぜ交換しなかったのでしょうか?

この実験は実験の対象者に、チョコか金のどちらかを選ばせたわけでは有りません。

お金が欲しかった人の殆どがたまたまお金を手渡され、チョコが欲しかった人の殆どがたまたまチョコを手渡されたからでしょうか?


この実験は、複数回をかなりの人数を使って行ったにもかかわらず、実験結果に変化は無かったみたいです。

たまたまその人が欲している方を手渡されたと考えるのは、ちょっと考えづらいと思います。。。


ではなぜこんな実験結果になったのか?

この本では、『人の心に、現状を変えたくないという慣性の法則が働いたからなのでは?』という結論になりました。


この実験は結構単純な実験なのですが、これと同じようなシチュエーションはよく経験すると思います。

例えば、掃除のとき。

明らかに使っていない物で、これから先もおそらく使わないであろう物でも捨てられない。。

思い出の品ならまだしも、衝動買いしてそのまま押入れなどに入れっぱなしにしていて、大掃除の時にたまたま出てきたものでも捨てられない。。。


これは、情が移ってるから捨てられないのでしょうか?

おそらく違います。

現状を変えたくないから捨てられないのです。


心にも慣性の法則というものが働いているらしいという事はわかったわけですが、では「そういう法則が有るんだ~」と言う事で放って置いていいのでしょうか?

人の心というのは感動したりショックを受けたり、何らかの形で動かなければ成長しません。

動かなければ成長はしないのですが、人は周りの急激な変化を嫌い、今現在の安定した生活を送りたいと思うわけです。

このままでは人は成長することはありません。


では、このままでいいのでしょうか??

そういう法則があるんだから仕方が無いと諦めるしか無いのでしょうか?

そんなことは無いと思います。


仕組みを理解することによって、解決方法が見つかることもあります。


この『心の慣性の法則』の場合の解決方法を、少し考えてみようと思います。

慣性の法則というのは

『静止している質点は、力を加えられない限り、静止を続ける。運動している質点は、力を加えられない限り、等速直線運動を続ける。』

という事らしいです。

つまり、心が静止している状態で周りに急激な変化が起こった場合、その状態について行けないと言う事です。


ではどうすればいいのでしょうか?


心を絶えず動かせる状態に準備しておくことが必要なのでしょう。

物というのは重ければ重いほど、その場に留まろうとする力が強いものです。

心を絶えず動かせる状態にするためには、心を軽くする必要が出てきます。

軽くするというのは、軽い人間になれということではありませんよwww


ここら辺からは、僕自身もまだ答えを出せていない状態ですが、とりあえず答えが出てる部分だけでも書いてみようと思います。


心を軽い状態に保つということは、周りに関心を持つということだと思います。

周りの出来事や人たちに関心を持つことによって、現状がある程度正しく認識できるようになります。

あらゆることに関して無関心でいると現状がわからず、結果的に考え方が独りよがりになりがちになってしまいます。


現状がある程度正しく認識できるということは、自分の行動や人の行動が、現状にどういった刺激を与えてどういう風に変化していくのかをシュミレーションすることが出来、何パターンかの答えを自分なりに出すことが出来ます。

後は、その答えに対してどう対応するのかを考えておけば、現状に急激な変化が起こったとしても、心にゆとりを持つこともできるでしょう。

シュミレーションで考え出す結果としては自分の理想的なパターンとは別に、最悪シナリオを考えておく必要があります。


最悪シナリオを今の自分の能力で乗り切ることが出来るなら、それを乗り切った後の展開を考える必要もあるでしょうし、乗り切る能力が無い場合、その能力を手に入れるための行動の動機付けにもなります。


簡単にまとめると

何も考えずに日常を過ごしていると、いざというときに対応できないどころか人としても成長できないということですよ。

あぁ。。。

耳が痛い。。。。


こんなことを書いてる自分が、全く実践できていない


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