今回紹介するエピソードですが、テーマは主に受験。
出演者の坂本さんの御子供さんが、中学受験を迎えるにあたり、受験について調べられた事を語られています。
私自身は子供どころか結婚もまだなので、本来はここまで興味を持つ事はないはずなのですが…
坂本さんが実際に調べたり、足で稼がれた情報が大変面白く、興味深いものだったので、今回紹介することにしました。
この放送を聞いて意外だった事は、子供に中学受験を受けさせたいと思っている親の大半が、その思いとは裏腹に何の行動も起こしていないという話でした。
私もこの放送を聴くまでは、受験自体は子供がやるもので、基本的には親の出る幕はない。
強いて言うなら、子供に勉強をやらせる、もしくはその環境づくりぐらいしか出来ないと思い込んでいました。
しかし実際には、親の動きが結構重要だったりするようです。
例えば、中学受験を行っている中学は、多くのところが事前に連絡をすれば見学が自由となっている様です。
授業風景の見学等も行っているようで、入学前から学校の雰囲気を肌で感じることが可能となります。
また、団体で行なう見学では無く自分で連絡して見学を行う場合、教頭さんが付きっきりで説明してくれる事もあるらしく、気になったところは気軽に質問ができるというが大きいようです。
次に、入学説明会への参加。
この説明会時に、入試についてのヒント等が語られる事が有るようなんです。
また重要なのが、3回等、複数回にわたって開催される事がある様ですが、全て同じ内容ではなく、3回ともに別々のヒントを貰えたりするようです。
学校側が何故この様な事を行うのか、不思議に思う人も多いでしょう。
私自身もそうでした。
その理由は、学校側が本当に入学したいと思っている人間を見定める為に行っているんだとか。
というのも、世間でいわれている
少子化問題が結構影響しているらしく、学校側としてもなんとか定員を確保したいのが本音のようです。
しかし、学校側ではそれを見極めるのが結構困難なようです。
何故この様な現象が起こっているのかというと、優秀な学生が入試突破率を上げたい塾から依頼され、複数の有名校を受験するようなんです。
この事実は学校側も知って入るのですが、実際にどの学生が依頼を受けて受験しているのかが解らない。
結果、入試が終わって結果が出てから、辞退が続出して定員割れという事も有り得る。
この様な事を避ける為、学校側としては本気で入学したい人を見極めたいようです。
その方法一つが、親の姿勢や態度らしいんですね。
また、受験をさせる中学の選別なんていうのも、結構、重要な事のようです。
具体的には、中学入試問題は全科目から出るのではなく、数科目に絞って出題されるようです。
その為、どうせ複数受けるのであれば、勉強する科目を絞れる様に選別する方が効率的ですよね。
採用されている科目でも、どのような傾向の問題が出るのかというのを揃えれば、更に効率的です。
この様に、子供に対して漠然と勉強しろというよりも、親のリサーチによって効率的な道に誘導することが可能だったりするんですよね。
この放送回は、単純に受験についての情報も大変面白かったのですが、私が印象に残ったのは、この出来事に携わった坂本さんの姿勢です。
受験に対して、煩わしいとか不安といった負の感情を持つ人が多いと思います。
しかし坂本さんは、ゲーム感覚で取り組まれているんですよね。
放送内でも、『ダービースタリオンをやっているような感じ』と、とても楽しそうに語られていたのが強く引用に残りました。
物事に接する際、どうせやるなら楽しんで!といった話は耳にタコが出来るほど聴いてきましたが、それを実践している方の話を聴いて、私自身も物事に接する際には、その中に楽しみを見つけてみようかなという気になってしまいました。
…と、結構長くなってしまいましたが、今回紹介したのは実は
第4回配信の内容のみだったりします。
それも全てではなく、中学受験をすべきなのか、すべきではないのかといった根本的な話もされてりますので、興味のある方は是非聴いてみてください。
第5回配信については、高校の偏差値について等の話をされています。
受験に興味がなくても、坂本さんと東横名人さんとの掛け合い辞退が楽しいので、是非聴いてみてください。
お勧めです。